※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
書籍情報
世界はもっと!ほしいモノにあふれている4
~まだ見ぬ宝物と人に出会う旅~
発刊 2023年11月2日
ISBN 978-4-04-737724-0
総ページ数 143p
KADOKAWA
- 坂田夏水さんと行くパリ、ロマーニャ、越前
- 部屋も人生もセルフリノベーションする旅
- 水野仁輔さんと行くパリ、トルコ
- スパイス&ハーブの魔法を解く旅
- 高野のぞみさんと行くロンドン
- 幸せの花束をめぐる旅
- 西川亮さんと行くスイス、ドイツ
- 心ときめくおもちゃに出会う旅
- 加藤安都子さんと行くデンマーク、アルザス
- 極上のティータイムを届ける旅
イスタンブールで肉を極上にする
トルコの中心都市、イスタンブールで街のケバブ店を調査し始めました。
肉料理を活かすスパイスがあると思いきや、塩コショウが定番となっています。
しかし、クセが強くない中、国民的なハーブ「ケキッキ」が使われることで、ほろ苦く爽やかなな香りを実現しています。
日本の食堂でテーブル胡椒が置いてあるように、プルビベルという唐辛子の粗挽きとドライミントが置いてあり、頼むとケキッキが出てくるという感じです。肉の脂っぽさを誤魔化すことができます。
肉料理の本場でシンプルな味付けをしていることがわかりました。
ドライフラワーブーム
ロンドンでは、コロナ禍以降、ドライフラワーが大ブームです。
コロナでは、花が余ってしまったので、市場や花屋で凝ったドライフラワーが販売されました。
生花では青色のアイリスの花も、時と共に色が抜け花脈がはっきりと出てきます。
今回のロンドンの旅では有名なエミリー・エアーズさんに出会いました。展示されたドライフラワーの作品を鑑賞し、花の組み合わせ方や作り方が全然違うことに気づいたようです。
立体パズルのキュボロ社を訪ねる
爆発的ヒットとなったスイスのおもちゃ「キュボロ」のメーカーを訪ねました。
キュボロはビー玉を通る道のついた積み木を組み合わせて塔を作り、上から落としたビー玉がゴールするまでのコースを作って遊ぶ立体パズルです。
目に見えない部分も想像しながら道を作ることで、成功したときに達成感を味わえます。
障がい者施設にあるパズルが複雑すぎることに気づいたときに、子どもたちに楽しんでほしいとの思いで生まれたおもちゃです。最初は粘土で試作品を作り、遊んでもらって形を変えてきました。
今ではキュボロは世界大会が開かれるほど、大人も子どももこのおもちゃの奥深さを楽しんでいます。
王室御用達、北欧ブレンドティーを買い付ける
デンマークで最も古い茶葉専門店A.C.Perch’s Thehandelに向かいました。春夏に向けた新しいブレンドティーを探そうとしていたのです。
果物とお茶と花びらをブレンドしたものが7種類ほど準備されており、評価をつけようと考えていましたが、どれも美味しいので6種類を社内で検討することにしました。
最後にお店がだしてくれた紅茶にウイスキーを合わせ、ホイップクリームを載せたものをいただき、「ウイスキーたっぷりだけど、くどくなく飲みやすい」とほっこりです。