※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
小型成長株には値動きが荒く売買タイミングが難しいものが多数あります。特に人気株は急騰急落を繰り返すので要注意です。
安値で成長株を買い、急成長した株を保有していれば、10倍株テンバガーの達成になります。
このような夢のような成長株であっても、チャートも見ずに他人の推奨だけを鵜呑みにして投資すると、大損することがあります。いい話がいっぱいあって、株式市場で人気沸騰している株価が大きく上昇した株を買ってしますと、株価があっという間に半値になることもあるのです。
私がファンドマネジャー時代にやってきた万枚回ものトレードを疑似体験できるように本をつくりました。
書籍情報
2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの
株トレ
‐世界一楽しい「一問一答」株の教科書
第1刷 2021年12月14日
発行 ダイヤモンド社
装丁 小口翔平、嵩あかり(tobufune)
本文DTP キャップス
校正 円水社
製作進行 ダイヤモンド・グラフィック社
印刷・製本 三松堂
編集担当 斉藤俊太朗
ISBN978-4-478-11417-9
総ページ数 180p
窪田真之
楽天証券経済研究所 所長兼チーフ・ストラテジスト
ダイヤモンド社
急騰の初動
UnsplashのMarkus Spiskeが撮影した写真
長らく売買高が少なく値動きが乏しかった銘柄で、突然、売買高が急増して急騰したところが、最も信頼できる買い場です。
急騰したタイミングを逃して終わったころに買ってしまうと、人気が離散し売買高が減ります。あまりにも人気が過熱ぎみなときは、短期的な上昇かもしれないと警戒感をいだきましょう。
買った時の値段にこだわらない
Image by Oleg Gamulinskii from Pixabay
個人投資家が株式投資で勝つために、最初に学ばなければならいないことは、「買値にこだわらない」ことです。
黒いろうそくがチャートに立っていて、これからも下がる可能性があるのであれば、損切して売ります。
下落した銘柄を売るのは辛いと、いつまでも保有し続けていると、どんどん良い銘柄を売り、どんどん悪い銘柄が溜まっていくことになります。
「損切は早く、益出しは遅く」これくらいの気持ちでいたほうがよいでしょう。
上値抵抗線
売り買いが起きていて、横ばいが続いているような株価の場合、まるで上限があるかのように超えてこなかったラインを上に抜けるケースがあります。
いままで超えて来なかったラインを上値抵抗線と呼び、そのラインを超えたときから上昇加速が期待できるのです。
「ばくち」ではなく、チャートを見て買いましょう。基本的に会社の軌道に乗るサインを確認して、買いの注文を出すことが「トレーディング技術」というものになっています。
不正が出たら
Image by Ivana Divišová from Pixabay
株の売買をやっていけば、ラッキーなトレードも不運なトレードにも出くわします。
どんなときでも冷静に「ダメな銘柄は売る」を徹底できることが長期的に勝つ秘訣です。
不運を引きずらないことが大切で、「不運で大損しなければ良し」と思うことも大切でしょう。かなりの不運が見舞われると動転するのが人間です。精神的ショックをかかえたままトレードすると、判断ミスが続きます。
どんなときでも、冷静に対応できるようにしておきましょう。
おわりに
失敗銘柄を早めに損切りできることが、高成長銘柄で稼ぐための条件です。しかし、成長ストーリーが崩壊していることに気づくのは時間がかかります。
暴落する前に、なんども「売りシグナル」を出しているにもかかわらず、リスクをとって成長に期待すると大けがをします。その前に売っていく必要があるのです。
みなさまが成長株で稼ぐようになっていくことを祈念しています。
感想
サイト管理人
このチャート確認を毎日みて、この本で言うところのシグナルを見つけては売り買いを重ねなければなりません。
実際のチャートの波形をみると、良い波形とにも見えるし、売りシグナルの形にも見えるものがあります。短い期間で見てしまうと「ばくち」要素(不透明)な部分があるのです。
グラフに簡略化することで見えなくなる情報がありますし、必ずしもオススメできる書籍にはなっていません。ファンドマネージャーになるなら、一見の価値があります。
個人で投資する場合には、判断する事柄が多すぎて失敗することから、個人銘柄ではなくETFや投資信託で堅実に積み立てた方が利益が明らかに出やすいと思います。堅実にいったって年間4%以上の利益が見込めるのですから、時間とお金を使って無理にアクティブトレードする必要はないのです。
この書籍はナゼか売れたようですが、生活の足しにする株運用ではなく、完全にビジネス株の話であることは注意してください。
下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。
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