※読んだ本の一部を紹介します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
はじめに
年齢を重ねていけば、どんなに気をつけていても容姿や体力はい衰えてくるものです。疲れを感じることも多くなりました。
その一方で、自分自身にこれまでとは違う「軽やかさ」を感じます。
心と体力に余裕があれば、たいていのことはポジティブに受け止めることができるのです。
しばらくファッションの現場から離れていたココ・シャネルが、モード界に戻ってきたのは71歳の時になります。
これからの人生、より自由に、自分らしく、楽しい選択をしなければ損です。軽やかで心地よい「ライトな生き方」をしていきましょう。
目次
書籍情報
タイトル
これからの輝く女性はライトに生きる
著者
浅野裕子
作家。
ファッションから生き方まで数多くのエッセイを手掛け、多くの女性に支持されています。
出版
三笠書房
大人の女性の魅力
女性の美しさ
女性の本当の美しさとは、年相応の輝きや幸せそうな表情、地震にあふれた佇まいから生まれるものです。
「いくつになっても美しくありたい」というのは、女性なら誰もが持つ願望になります。
しかし、若さに執着して外見を取りつくろうと、逆に心が貧しくなっていくようにも思います。60代はそのような「若さへの執着」からも卒業です。
「お若く見えますね」と言われるよりも、「素敵ですね」と言われる女性でありたいと常におもっています。
若さはいずれなくなりますが、「その人自身の魅力」は永遠です。
自分らしいファッションを
ジーンズスタイルに挑戦
自分のファッションとは対極にあったジーンズスタイルを楽しんでいます。近頃は着心地のよい軽やかなパンツスタイルや、スニーカーを選んでいるのです。
若い頃は仕事や自分自身の役割にふさわしい服装を心がけなければいけませんが、これからは違います。
自分らしいファッションを遊べるのが、60代からのオシャレの醍醐味です。
ただし、頑張りすぎはNGになります。逆に老けて見えます。
Vネックならば少し浅めのラインにする、スカートは膝が隠れる丈を選ぶ、ノースリーブでなく7分丈の袖にするなど、細かいことろで年齢にふさわしいものをセレクトするとよいでしょう。
「色」と「柄」で遊ぶ
明るめの色
これまで避けていた明るめの色なども顔に近い所に持ってくることで、肌をイキイキと見せてくれます。
60代ならではのルールもあります。
トップスに明るめの華やかな柄物を持ってきたら、ボトムスは無地か無地に近いものにします。トップスの柄に入っているメインカラー1食をボトムスに持ってくると、とてもオシャレになるでしょう。
トップスを無地にして、ボトムスにストライプや小さめの幾何学模様などをもってくるのも、若々しい印象になって素敵です。
70代、80代に成ったら思い切って、イタリアンマダムのように大振りの花柄やショッキングカラーへの挑戦もありだと思います。60代なら、それよりも少し抑えた感じがよいでしょう。
たとえば、赤でも真っ赤ではなく、熟したトマトのようなワントーン落とした色が似合います。
自分らしく今できること
60代にもなれば、子どもは独立して自由な時間はあるはずです。
「特別なスキルがないから」と思う方もいるかもしれませんが、妻として、母親として、女性としての経験とスキルは充分にあります。自分がやってきたことの中で活かせることを考えて下さい。
週に2~3回でも半日でも社会に出ていると、自分自身や家族に対する意識も変わってきます。
精神的にも金銭的にも自立していると、まわりとの関係もうまくいくものです。
自分がしたいこと、欲しいものがあるときに、自由にお金を出せる余裕があるかないかで、生き方は変わってきます。その余裕がまたさらに女性を美しくするのです。
感想
サイト管理人
60代からの、無理せずに心地よく女性が暮らすヒントが書かれていたのではないでしょうか。
今は、整備員、チケットブース店員、清掃員、ベットメイク要員などで、65歳以上の方でも安心して働けるフレキシブルな環境があります。働いて、適度に消費し、ゆっくり遊ぶということが実現できれば、最高なのではないでしょうか。
歳をとってから明るい色が映えることはあります。けれども、やりすぎて変にならないようにと念をおしているのは面白いところです。
他人の男性からみれば、やりすぎなファッション以外は背景と同じだったりします。よく漫画で美女が歩くと振り返るような描写がありますが、現実にはほぼありません。
自分が満足できるようなファッションで、満たされていると思える生活をし、プチ贅沢できる働き方を参考にして下さい。
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