※ 毎朝、5分ほどで読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
読書によって、人生は大きく変わります。
本を紹介するYouTubeチャンネル『YouTube図書館』を開設してから3年が経ちます。自分が面白いと感じたものを要約してお伝えするスタイルです。これまでに1600冊の本を紹介しています。
健康、お金、ビジネススキル、自己啓発に関する本など、個々人が抱えている課題を直接的に解決してくれるジャンルを中心に、今まで読んできた本は1万冊以上。
本は社会的な評価の向上や年収アップなど、具体的な成果につながります。世界に名だたる経営者は、例外なく膨大な量の本を読んでいる読書家です。
まだ、読書習慣のない人にも、読書によって最高の学びが得られる読書法を伝えたいと思い、執筆したのが、この本です。
書籍情報
世界の研究事例×100冊のベストセラー
科学的に正しい読書術
金川顕教
公認会計士、税理士、作家。
世界一の規模を誇る会計事務所デトロイト・トウシュ・トーマツグループ、有限責任監査法人トーマツ勤務を経て独立しました。さまざまなビジネスのプロデュースに携わっています。執筆活動ではビジネス書、自己啓発書、小説などでベストセラーをだし、『YouTube図書館』では書籍の解説を行っています。
総合法令出版
本で人生の予習をする
自分よりも年配の方の書籍を読むと、人生の予習ができます。
60代に向けた生き方の本に「自分に関係ないものは捨てる」とあったとしたら、「60代の多くは、自分にとってあまり意味のないもの、価値のないものをいろいろ抱えているんだな」とわかります。後になって、する必要がなかったと思うこともあるでしょう。
どのような学びを得るかは人それぞれですが、今から60代に備えて考えることができるのです。
年齢だけに限ったことではなく、立場でも同じことが言えます。グループのリーダーになることもあるでしょう。マネージャーに抜擢されるかもしれません。将来、幹事として仕事する人もいるでしょう。
上司向けの本を読むメリットは、上司の判断の理由を考えることにもつながります。上下の意志疎通もスムーズになるかもしれません。
放置読み
知識は発酵するまでに時間がかかります。アイデアの引き出し方や、ヒントになりそうな本を読む事でバラバラと得られた知識を、いったん脳が整理しなおして、使いやすい情報に再建築しているのです。
脳は、「いつの間にか」、「突然」できるようになったと錯覚します。本を読んだ直後に何の考えも思いつかないのは、このためです。
「放置読み」は、本を読んだら何もせずにいて、成果が表れるのをじっと待ちます。
しかし、放置読みは、すぐに行動した方がよいと支持するノウハウ色のビジネス書や健康本には向かないでしょう。行動が伴わないと、成果が期待できない書物もあるのです。
未来のアイデア出しに、放置読みは効果を発揮します。脳は考えることをやめたときに情報を整理し、今度は自律的に働き始めていいアイデアを生みだすのです。
習慣化の目標を下げる
現実的に目標が高いと感じたら、潔く見直しましょう。
継続が可能なレベルまで目標レベルを落とせばよいのです。
一日1ページでも、構いません。続けられた達成感を得ましょう。
本を読んでいる実感を得られ、レベルアップしていく楽しさを体験できます。
習慣化は、レベルの高いことをやらなくてよいのです。途中でうまくいかなくなったら、柔軟に軌道修正をしましょう。
肩ひじ張らず、気軽に読書習慣を身につけて下さい。
眠いなら寝る
眠いのに我慢して本を読んだところで、内容が頭に入ってはいかないでしょう。
昼寝をすることで、記憶力が上がるなどの臨床試験の結果があります。
長時間寝すぎて、読書以外の仕事や勉強に影響がでないように注意していれば、寝過ぎを心配する必要はありません。
睡眠後の脳の働きを研究したデータはあるものの、睡眠自体の研究はわかっていないことが多く、寝過ぎたからといって、ずっとぼんやりしているということは考えづらいと思います。
本を読んでいて疲れたなと思ったら遠慮なく寝てしまいましょう。
おわりに
学ぶの語源は「真似ぶ」だと言われています。「ああしたい」「こうなりたい」と思うのであれば、それを実現する方法が既に本の中にあるのです。
ジョブ型の雇用、副業、多様な仕事の仕方がでてきています。今後の社会の変化に対応していくために、起こり得る変化に対応できる自分になっておく必要があるのです。
良質なインプットをしていくことで情報が整理されていき、いずれ人生にも大きな変化をもたらしてくれるます。身につけた知識をアウトプットしていくことも重要です。
皆さまがよりよい人生を送れますように。
感想
サイト管理人
本を読むことで人生が変わることを謳う書籍になっていました。
科学的に正しいとは、臨床検査の結果(エビデンス1)に基づき、理論上の説明がつくことを言います。残念ながら、完全に科学的に正しい読書術を証明する内容にはなっていません。
この本で参考にするべきは、色々な本で得た読書術です。一部の人には効果的と思われる方法が、数多く載っています。自分に合う方法を試してみると、いいかもしれません。
何にしろ、読書で人生が変わる経験は私自身も体験済みです。つまみ読みでもインプットしておけば、知らず知らずのうちにストレスを回避する行動や、将来お金に困らないための行動をしています。
読書習慣をつけようと思う方は、本書を参考にしてみてもよいのではないでしょうか。
下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。
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