※ニートが興味をもった部分を紹介します。
はじめに
自分は芸能界もテレビ界も苦手っぽい、入社してすぐに気づきました。
先輩からの指示はすんなりとは聞けず、その分初動が遅くなります。そして大声で起こられるのです。その繰り返しですり減っていきました。
「自分が面白いものを世に出したい。」
そう考えながら、周囲と戦わずに自分のやりたいことを実現する方法を模索していたのです。
「そうだ、もっとずるくなろう」
そう思ったとき、僕は変わったのです。
目次
書籍情報
タイトル
佐久間宣行のずるい仕事術
ー僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた
著者
佐久間宣行
テレビプロデューサー、演出家、作家、ラジオパーソナリティ。
「ゴットタン」などを手掛けました。元テレビ東京社員です。Youtubeに人気チャンネルを持ち、『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる』の著書があります。
出版
ダイヤモンド社
人間関係編
コミュニケーションは「最短距離」より「平らな道」を行きましょう。
真っ直ぐ意見を伝えるのは、デコボコの道を走るようなものです。
意見を戦わせることなく「会社のため」と「自分の未熟さ」を伝えると、目的地にすんなりたどり着けます。
自分を下げて、平らな道を進みましょう。
だれかのいいところを見つけるのは気持ちがよく、相手の耳に入れば喜んでもらえます。なので、だれかを褒めるのは、なにより楽しい時間です。
相手を褒めることは、お金がかかりません。相手のストロングポイントも分かります。いいことずくめなのです。
人の悪いところはすぐに見つかります。それを誰かに言えばすぐに盛り上がれるでしょう。変な連帯感が生まれて一見「コスパ」よく感じてしまいます。
しかし、いつも愚痴を言う人だと認識されると、自分のブランドが傷つきます。本気になって物事を取り組むときに、説得力が下がるリスクはとても大きいのです。
普段から悪口を控えていると、「あまり人を悪く言わないあいつが、そこまで言うなら」と結果的にトドメを指せます。
悪口を言われたとしても、それは将来を思っての苦言ではありません。酒の肴にすぎないのです。悪口をスルーして、やりたいことに取り組める人が強いのです。
まとめ
●自分を下げて自分の未熟さを伝えることで、意見を通しやすくする。
●誰かを褒めることは、いいことずくめ。
●悪口はリスクが高い。
企画術
企画書は「出すもの」ではなく「通すもの」です。
「こんなことがやりたい」だけでは、振り向いてもらえません。
その企画書を「誰が」読むのかを意識するところから始めましょう。
相手が「何を」求めているかを考えましょう。
説得するときにはなぜ「いま」なのかを、説明する必要があります。具体的な数字やデータがあるとよいでしょう。
企画書づくりは、日々のルーティンに組み込むと、アイディア出しがモチベーションに左右されなくなります。
メモにとったアイディアを定期で見返す日をつくり、Googleカレンダーに繰り返し設定をしています。未来の自分に、強制的にその仕事をさせているのです。
企画書はラブレターだと思って作成するとよいかもしれません。
- なぜ(この企画は)あなたでなければ、ならないのか
- あなたのどこがよいのか(あなたが企画にピッタリなのか)
- あなたいてくれることで、どのように生活が変化するのか(企画が魅力的になるのか)
これを踏まえた上で、短く熱い熱意を伝えましょう。
まとめ
●企画書は「誰が」「何を」求めているかを考えて、なぜ「いま」なのかを数字で説明する。
●企画書づくりは、日々のルーティンに組み込むとモチベーションに左右されない。
●企画書はラブレターだと考える。
メンタル第一
心を壊してまでやるべき仕事なんてありません。たかが仕事です。
真剣になっても、深刻にならないようにしましょう。
ストレスは利子のようなもので、始めは小さくてもどんどん膨らんでいきます。
嫌なことからは「逃げるが勝ち」なのです。
その仕事にまったく興味が持てない、会社が組織である以上はサラリーマンにはそういうときも必ずあります。
会社のマイナスの存在にならないよう、きちんと義務は果たしつつ、できる限り省エネで働くという方法です。
省エネで生まれた時間をやりたい仕事に向けたインプットや、プライベートを充実させて次のチャンスを待ちます。
まとめ
●心を壊してまでやる仕事はない。
●興味が持てない仕事は、省エネでがんばる。
●省エネで生まれた時間を活用して、次のチャンスを待つ。
終わりに
人生はこれからも続きます、大変だし嫌なこともたくさんあるけれど、仕事は続けていると、とんでもなく楽しくて幸せな瞬間が来ます。
それまでお互い「ずるく」がんばりましょう。
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