※ 毎朝、5分ほどで読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
アメリカで始めて就職をした時に投資を始め、そこから約15年間「効率的に簡単にお金を増やす」ことをテーマに取り組みました。
気がつけば、2年前には家族全員が一生安心して生活できるお金を、投資の利益だけで得ることができるようになっています。
FIREを目指して投資をしてきたわけではありません。アメリカは国からの公的補助が日本と比較して乏しいので、自分たちで老後の資金をなんとかするという意識が根付いています。
毎日の仕事や家族との時間を犠牲にすることなく、とても堅実にお金を増やしてきました。
私はとても、保守的な投資家なのです。
私の投資法はとてもシンプルです。「長期」「分散」「積立」するだけになります。
書籍情報
ジェイソン流
お金の増やし方
第1刷 2021年11月15日
編者 山田真優
編集・構成 知野美紀子(Lighthouse Editing)
発行者 木本敬巳
発行 ぴあ(株)
協力 (株)ワタナベエンターテイメント
ヘア&メイク 津谷成花
スタイリング 松川茜
装丁・デザイン・DTP 荒木香樹
校正 竹田賢一(DarkDesign Institute)
印刷・製本 中央精版印刷(株)
編集補助 黒澤香織
ISBN 978-4-8356-4646-6
総ページ数 191p
厚切りジェイソン
日本では「why japanese people?」でここが変だよ日本人的なネタで有名になりました。そのほか情報番組でコメンテイター、ドラマ、映画など、幅広く活躍しています。IT企業の役員も務めている秀才です。
17歳のときに、飛び級でミシガン州立大学へ入学していることも知られています。
ぴあ
マネーリテラシーをつけよう
日常生活の中で「今、使っているお金は本当にその価値があるのか?」と判断できるかどうかが一番大切だと思います。
例えば、毎日お店で300円するコーヒーを買っていませんか?たった300円と思うかもしれませんが、1カ月で9000円、1年で10万8000円になります。
その10万円を投資に回すことができれば、今よりも少し早く経済的自由を得ることができるのです。
10万円を年間5%の金利で運用した場合、1年後には11万ほどになります。そして、利子に利子がついていき「複利」で30年運用していたとしたら約40万円近くにもなるのです。
複利による将来のお金の計算式
$$n年後のお金=元金×(1+利回り)^n$$
支出を見直す
支出を見直そうと思うなら、まずは可視化することが大切です。
自分が毎月、なににいくら使っているかを見えるようにすると、日頃、自分の支出を意識していない人は驚くと思います。「コンビニにこんなにお金をつかっていたのか」と。
家計簿をつけてみるのもいいし、自動的に支出を項目ごとに振り分けてくれるアプリをダウンロードするでもよいでしょう。
自分で稼いだお金で購入したものが、対価に見合う価値のものなのか考えることは大切です。
また、税金という観点が抜けている人が多いと思います。仮に500円のコーヒーを購入する場合、税金のことを加味すると600円以上は稼がなくてはなりません。1時間のバイト代のほとんどを消費してしまうことになります。
私はコーヒーが大好きです。けれども、お店や自動販売機でコーヒーを買ったことはありません。業務スーパーで買ったインスタントコーヒーを溶かして飲んでいます。美味しくないけれど、満足できているので問題ありません。
投資したら売らない
投資をしていると、売却をしたり、解約をしたりすることを考える必要もあると、おしえる投資ノウハウがあります。
より高い金額のときを見極めて売る方法を教えて欲しいと思っているだろうけれど、一番資産を増やすのは「とにかく売らないこと」これに尽きます。
いくら上がり続けるインデックスファンドを買っていても、度々切り崩していたら、その都度手数料や税金がかかり、十分なリターンを得ることができません。
覚えていてほしいのは、投資で利益が出ても手元に残るのは約80%だけです。今の日本では20%以上の税金がかかります。
暮らしていけるか毎朝チェック
毎朝、株価指数をチェックするのと同時に、自分の資産も必ずチェックします。基本的に放置プレイな投資だけれど、現在いくら資産があるのかは必ず確認しているのです。
毎月の資産運用と支出をだいたい把握しているから、資産運用で毎月使える額が支出より上だったらその月も安心します。
自分のライフステージに合わせて計算してくれるアプリを使うことを趣味としています。〇年にリタイアして、子どもも独立して、という人生設計と、実際の資産と毎月の支出を入力すると、今の資産運用で足りるのかという確率を出してくれます。
あとがき
市場は上下に動くことを繰り返していています。将来的に暴落することもあるでしょう。しかし、長期間のスパンでみれば、下がり続ける市場はありません。
投資においても、人生においても、「複利」という考え方はすきです。
毎日0.1%よくなるか、悪くなるかとする。
1日だけであまりわかるような差ではない。
ただ、1年間続くと重なっていく。
44%スキルアップ、または30.6%スキルダウン。
今日は0.1%よくなるか?それとも0.1%悪くなる?
毎日少しずつ。
投資する小さな一歩を踏み出して、どうか大きな人生の変化を遂げて欲しいと思います。
感想
サイト管理人
くだけた語り口で、わかりやすく資産所得の築き方を教えてくれる書籍でした。
どうしても、本を読むのが苦手だけれど、将来のために長期投資で資産を積み上げたいと思っている人にオススメできる本となっています。
長期投資を始めると、複利の凄さが本当にわかります。私は株について詳しく調べたいとは思いませんが、そんな人でも無難なETF・投資信託を選ぶことによって、複利の恩恵を受けることができています。
核家族の場合は子どもにお金がかからないうちに、独身の場合は40代以降に自由な生活をするために、長期投資は早ければ早いほど後の人生が楽になるのでしょう。
老後のことを考えるでもいいですし、プチFIREしたいでもいいでしょう。資産形成を考えているなら簡単なこの本から読んでみてはいかがでしょうか。
下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。
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