投資の思考法/著者:堀江貴文、後藤達也

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書籍情報

タイトル

堀江・後藤流 投資の思考法

発刊 2024年10月28日

ISBN 978-4-910487-03-8

総ページ数 275p

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出版社リンク newspicks

著者

堀江貴文

著者

後藤達也

出版

ニューズピックス

もくじ

  • 株式投資はおもしろい (堀江)
  • 第一章 どうしていま、株式投資なのか?
    • 株式投資はビジネスパーソンの教養(堀江)
    • 堀江さんとの意外な共感 (後藤)
    • 投資信託 vs 個別株投資
      • 投資初心者へのオススメは「投資信託」(後藤)
      • 個別株投資の魅力(後藤)
    • 投資の基本
      • ①長期投資:プロと素人が立つ同じ土俵
        • 最強の投資家は「死人」 (堀江)
        • 素人こそ有利なのが長期投資(後藤)
        • 株価が「長い目で見たら上がる」理由(後藤)
      • ②分散投資: ポートフォリオは5社でいい
        • 「5社」を決める方法(堀江)
        • 5社でも「分散」は効く(後藤)
        • 投資の目安は余裕資金の20~30%(後藤)
      • ③日本株16外国株: 日本株のポテンシャルは?
        • 日本人のお金のポートフォリオに大きな変化が起きている(後藤)
        • オールカントリーより日本株を推す理由 (堀江)
        • JTCに見える変化のきざし(後藤)
        • 円安が経済にもたらすポジティブな影響(堀江)
        • 円安にどう対応すればいい?(後藤)
        • 「リスクテイクと意思決定」は、ビジネスにも活きる(後藤)
      • ④投資詐欺に要注意
        • 詐欺広告:日本はプラットフォーマーになめられている(堀江)
        • 投資詐欺はこれから増える可能性(後藤)
  • 第二章 注目銘柄の探しかた
    • 自分の関心が出発点(後藤)
    • 「遠くのものは避けよ」(堀江)
    • 2-1 業界投資
      • 業界も分散投資が基本(後藤)
      • トヨタかテスラか?いまだ日本のトップ産業:自動車業界
        • テスラは自動車メーカーではなく「IT企業」である (堀江)
        • テスラ株を買ってみた(後藤)
        • 日本が強いのはやはり製造業(後藤)
        • 各自動車メーカーの企業文化に根づく創業者の精神 (堀江)
      • AI創薬に注目:製薬業界
        • 肥満症治療薬で注目を集めるイーライリリー (堀江)
        • 米欧企業のプレゼンスが圧倒的に高い (後藤)
        • AIで創薬が変わる (堀江)
      • 生成AIの立役者: 半導体業界
        • 右肩上がりが続く半導体市場(後藤)
        • 盤石なポジションにいるTSMC(堀江)
        • 半導体「基本のキ」(後藤)
        • 半導体株のリスクは?(後藤)
    • 2-2 テーマ投資
      • 連想ゲーム1 「人口減少」から考える、スキマバイトビジネス
        • 2100年には日本の人口は6500万人に?(後藤)
        • スキマバイトで波に乗る「タイミー」と「シュフティ」 (堀江)
        • アルバイトをしたい若者が減った (堀江)
      • 連想ゲーム2 「シニア」から考える、健康・労働・介護
        • 伸びしろが大きいのはシニアの労働マーケット (堀江)
      • 連想ゲーム3 外国人労働者とインバウンド
        • 外国人移住者の生活支援サービスに注目 (堀江)
        • インバウンドだからこそ外国人労働者が活躍する(後藤)
        • 日本の観光客数は1億人を超える (堀江)
        • 「ど田舎のリゾート化」にチャンスがある (堀江)
      • 連想ゲーム4 サイバーセキュリティ
        • カドカワのサイバー攻撃事件から見る今後の流れ(堀江)
    • 2-3 創業者への共感
      • ベンチャーの株が「難しい」理由
        • 起業家の内なる情熱を見抜くのは難しい (堀江)
        • ZOZOとサイゲームスに見た成長の可能性(堀江)
        • オーナー企業ならではの強みと可能性(後藤)
    • 2-4 公開情報からヒントを探る
      • 公開情報にも宝はうもれている(後藤)
      • お金はどこに流れているか?
        • 僕が見たい 「富の総量」(堀江)
        • 富豪ランキングから資本市場の流れを読む (後藤)
        • ルイ・ヴィトンの成功は「スープ缶の絵画」と同じ構図(堀江)
  • 第三章 銘柄をしぼりこむ9つの視点
    • 章末で銘柄を特別公開 (堀江)
    • 3-1 スクリーニングの初歩
      • 視点1 最低投資額
        • 基本情報をチェック (後藤)
      • 視点2 企業のウェブサイト
        • 人が事業を動かしている(後藤)
      • 視点3 余裕があれば「数字」も見てみよう
        • 投資判断によく使われるモノサシ(後藤)
      • 視点4 売買のしやすさ
        • 個別株の投資で一番大切なのは「流動性」(堀江)
        • 小さい株には小さい株の良さがある(後藤)
    • 3-2 自分なりのアングルで銘柄をしぼりこむ
      • 独自の視点を持つ(後藤)
      • 視点5 AIがもたらす影響
        • AIに代替されないか?(後藤)
        • AIと協働できるか?(堀江)
      • 視点6 グローバルマーケットでの立ち位置は?
        • グローバルトップとローカルニッチ(後藤)
      • 視点7 自分自身が大切にしていること
        • 社員がイキイキと働ける企業こそ強い(後藤)
        • コロナ禍以降注目される「オルタナティブデータ」(後藤)
    • 3-3 売買のタイミング
      • 視点8 いつ買うか
        • ここでも基本は「長期・分散」(後藤)
      • 視点 9 いつ売るか
        • 「半値八掛け二割引」(堀江)
        • 「売り」は、人生でお金が必要になったとき(後藤)
      • 身銭を切って、読者と学ぶきっかけに(堀江)
  • 特別公開ページ ホリエモン、株を買う
    • 1.ECと金融に強み:銘柄A
    • 2.医療従事者向けのビジネスはかたい: 銘柄B
    • 3.メッセンジャーRNA関連で押し目買い: 銘柄C
    • 4.長年ユーザー: 銘柄D
    • 5.検討中の銘柄… ネクスト・アップル?: 銘柄E
  • 第四章 株価に影響を与える情報とは?
    • 投資でニュースが自分ごとになる(後藤)
    • 4-1 株価に影響を与える経済指標やデータ
      • 経済指標やニュース
        • 「景気」と「株価」に温度差が出るのはなぜ?(後藤)
        • 2024年夏のショック(後藤)
    • 4-2 2024年夏の株価暴落に学ぶメンタルチェック
      • 周囲のリアクションをどう見るか
        • 株は売らなければ「損」しないのに、なぜ売るのか? (堀江)
        • 信用買いが「良くない」理由(後藤)
        • SNSが不安を増幅(後藤)
        • Xやユーチューブの「断言」には要注意 (後藤)
        • テレビや新聞も「中立」とはかぎらない(後藤)
        • 金融業界の人は「株高予想」が多い(後藤)
      • 株価が上下するときのメンタルの保ちかた
        • お金に目がいきすぎていないか(堀江)
        • 自分自身のリスク許容度(後藤)
  • 第五章 人生に活きる「投資を成功させる」5つのポイント
    • 1 相対的な未来=「いま」を見抜く思考法
      • 「いま」を見れないから、陰謀論やデマを信じてしまう (堀江)
      • 投資は「いま」の解像度を高める(後藤)
    • 2 ポテンシャルを信じる
      • 逆張りも怖くない (堀江)
    • 3 日常の中にヒントを見つけ、発想を広げる
      • コンビニの進化から、世の中の流れの変化に気づく(堀江)
      • あなたもアナリスト(後藤)
    • 4 漠然とした将来の不安との向き合いかた
      • 常識を疑え―自分の人生に「家や家族」は必要か? (堀江)
      • 人生100年時代こそ、お金の設計を(後藤)
    • 5 マーケットは最高のビジネス・スクールである
      • 投資には資産形成以外に得られるアセットがある(後藤)
      • お金持ちになることと、人生の楽しさはまったく別(堀江)
  • おわりに

書籍紹介

 この本は、株式投資をテーマに、初心者から経験者まで幅広い読者層に響く内容が詰まっています。堀江さんの事業投資の視点と、後藤さんの経済ジャーナリストとしての豊富な知識が融合し、「投資の考え方」を教えてくれるのが特徴です。

具体的な銘柄をあげて解説

 堀江さんが実際に株式を購入しながら執筆を進めた点にあります。本の中で具体的な銘柄が公開されているため、読者は彼の実践的なアプローチを垣間見ることができます。例えば、ECと金融に強みを持つ企業や、医療従事者向けのビジネスを手掛ける企業など、堀江さんが選んだ理由とともに紹介されています。一方、後藤さんは2024年夏の株価乱高下のような最新の経済トピックを織り交ぜながら、投資の基礎をわかりやすく解説しています。この二人の掛け合いが、堅苦しくなりがちな投資の話を身近で面白いものに変えてくれます。

投資する理由

 自分の資産を市場に投じることで、ニュースが他人事ではなく自分事に感じられるようになると後藤さんは語ります。堀江さんも、投資を単なる資産運用ではなく、ビジネス教養を深めるツールとして捉えている点が興味深いです。長期投資のメリットや、ポートフォリオを5社程度に絞る方法、日本株と海外株の比較など、実践的なアドバイスが豊富に盛り込まれているのも嬉しいポイントです。

投資の思考法

 投資初心者への配慮も行き届いています。10万円程度の少額から始められることや、勉強よりもまず実践してみることを勧めている姿勢は、気軽に一歩を踏み出したい読者に勇気を与えてくれます。SNSでの断定的な情報に惑わされないよう注意を促すなど、現代ならではの視点も取り入れられているのが新鮮です。株価が上下する中でメンタルを保つ方法や、いつ買っていつ売るかのタイミングについても、具体的なヒントが散りばめられています。

 投資を始めたいけれど尻込みしている方や、新NISAで積立投資を始めた次のステップを考えている方にぴったりの本です。堀江さんと後藤さんの経験と知恵が詰まったこの一冊を読むことで、お金に対する考え方だけでなく、人生や社会の見方が少し豊かになるかもしれません。

試し読み

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

株価が長い目で見たら上がる理由

 リーマンショックやコロナのような株価に大きなマイナス影響をを及ぼす波は訪れます。それでも、30年50年単位の長いスパンでみれば、基本的には株価は右肩上がりのトレンドであることは覚えておきましょう。

 世界中でたえまなく起きるイノベーションのおかげで、富の総量は増え続けています。多くのイノベーションは資本市場の力を借りて急成長することができるのです。アップルやエヌビディアのような革新的な企業は、どの時代にも出現してきました。

 経済成長を生み出す原動力は企業にあり、その成長の源泉に資金を投じればリターンは良くなります。それが株価が右肩上がりで成長する理由です。

2024年夏ショック

 従来、アメリカで景気不安があると、それに伴うアメリカの利下げ期待があったため、株高につながっていました。ところが、2024年には、景気不安が株安につながる動きが見られるようになったのです。

 アメリカの利下げ期待よりも、企業業績の懸念が注目されました。失業者の増加や商品の販売台数の伸び悩み、半導体などの需要減少といった不安が株に影響することもあるのです。

 2024年夏の日経平均急落の背景には「日銀の利上げ」が要因としてあげられます。金利が上がると、お金が借りづらくなり、景気にブレーキがかかります。景気が悪化すると、株価も下がるイメージが多くの人についているのでしょう。

 また、輸出企業の多い日本株にとって、円高は株安につながりやすい傾向にあります。アメリカの景気不安がやはり効いています。

 日本雄長期金利が下がっていた要因は、アメリカの景気の悪さです。アメリカの長期金利も大きく下がっています。世界の金利はお互いに影響を与えやすいため、世界的に景気が良いときは、アメリカも日本も金利が上がやすく、逆もまたしかりです。

投資はいまの解像度を高める

 いまのようにnoteやyoutube、Xなどで情報発信し、テレビのレギュラーを務めて、堀江貴文さんと共著で書籍を出すことになるなんて、5年前には考えてもいませんでした。2024年春に日本経済新聞社を退職してから、社会の動きやSNSなどのツール、お客さんの反応を見ながら、なんども試行錯誤を繰り返してきた結果です。

 3年後にはどうなっているのかわかりません。中長期計画をたてずに、そのときどきの世の中の人々、テクノロジーの変化にアンテナを広げ、価値のあることにリソースを割いていこうと思っています。色んな人に背ってして、日々自分の価値感をアップデートできれば良いと思いっています。

 その点で、投資は「いま」の解像度を高められるとめも実践的な場です。

 「いままで通用していた発想が役に立たないかもしれない」「そんなことが起きはじめているのか」。株式市場ではそんな出会いがあります。みなさんの知的好奇心や発想力、行動力を高めてくれるでしょう。

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