国際マナー/著者:社会応援ネットワーク

※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。

書籍情報

タイトル

図解で学ぶ

14歳から身につける国際マナー

発刊 2024年6月18日

ISBN 978-4-7783-1940-3

総ページ数 95p

著者

社会応援ネットワーク

全国の小中学生向けの『子ども応援便り』編集室が、2011年の東日本大震災時、「メッセージ号外」を発行したのを機に設立。
学校現場からの声を聞き、心のケア、防災、共生社会、SDGsの出張授業や教材作り、情報発信を続ける。

監修

岩下宣子

現代礼法研究所主宰
特定非営利活動法人
マナー教育サポート協会 理事相談役

出版

太田出版

もくじ

  • はじめに
  • part1 マナーについて知ろう
    • そもそもマナーって何なの?
    • マナーっていつ、誰が決めたの?
    • マナーとルールの違いって何?
    • エチケットとマナーの違いは何ですか?
    • 母に「TPOをわきまえなさい」と言われたけど、どういうこと?
    • マナーといわれてもテーブルマナーしか思いつかないけど、ほかにどんなマナーがあるの?
    • マナーを身につけると高感度があがるよね。何からはじめればいい?
    • 身だしなみはちゃんとしていたいけど、それって何のため?
    • Column 弱者への思いやりを説く現代にも通ずる古代エジプトの教え『宰相プタハヘテプの教訓』
  • part2 日常生活のマナーを考えてみよう
    • 自分の家でもマナーって必要なのかな?
    • 友達との約束に遅れて行ったら、マナー違反と怒られちゃった……。
    • 公園やお店など、公共の場所でのマナーって?
    • 電車の中でものを食べるのはマナー違反なの?
    • 友だちのマナー違反を注意したいけど、どう伝えればいい?
    • 友だちからの誘いを感じよく断るには、どうすればいいの?
    • 贈り物の渡し方、もらい方にもマナーがあるの?
    • お金を払ったり渡したりする時、どんなことに気をつければいい?
    • メールやメッセンジャーでやりとりする時のマナーって?
    • SNSでの情報発信にも、マナーが必要だよね?
    • Column 儒教の祖・孔子が教えるマナーの大切さ『論語』
  • part3 日本の礼法を学ぼう
    • 和食が流行ってるって本当?和食のマナーを知っておきたい。
    • パーティーに呼ばれたんだけど好きな服で行ってもいいかな?
    • お葬式のマナーがわからないから知りたい。
    • 訪問先で和室に通されました。溶質と和室ってマナーは違う?
    • 話し方にもマナーってあるよね?
    • おばあちゃんがお土産を「つまらないもの」と言って渡したんだけど、変じゃない?
    • 入学祝の”らっぷんぐ”。これが日本のマナー?
    • 神社で外国人にお参りのしかたを聞かれたけど、正しいやり方って?
    • Column 世界に向けて紹介された日本人道徳観とは 新渡戸稲造 『武士道』
  • part4 国際マナーを学ぼう
    • 最近よく聞く「プロトコール」って何? マナーとは何が違うの?
    • オリンピックにもプロトコールがあるの?
    • 海外で写真を撮るときピースしたらダメってホント?
    • 外国の友だちが遊びに来るんだけど、宗教で食べられないものがあるみたい。
    • 相手の容姿を「かわいい」とほめると失礼になるって本当?
    • テーブルマナーを心得るのは何のため?
    • 世界のマナーやルールをもっと知りたい!
    • Column ティファニーの会長が顧客用につくった冊子『ティファニーのテーブルマナー』
  • おわりに

書籍紹介

図解でわかりやすく学べる

 この書籍の最大の魅力は、豊富な図解によるわかりやすい解説です。テキストだけでは理解しにくいマナーや習慣も、イラストや図表を使って視覚的に説明されています。これにより、14歳の読者はもちろん、大人も直感的に内容を把握することができます。

若者に必要な国際マナーの基礎

 本書では、以下のような国際マナーの基本をカバーしています。

  1. 挨拶と自己紹介: 各国の文化に応じた適切な挨拶や自己紹介の方法。
  2. テーブルマナー: 食事の席でのマナーやエチケット。
  3. コミュニケーション: 言葉だけでなく、ジェスチャーや態度に関する注意点。
  4. 衣装と服装: 場所や状況に応じた適切な服装選び。

 これらのトピックは、初めて国際マナーを学ぶ若者にとって非常に役立つ情報ばかりです。

実践的なアドバイス

 さらに、本書はただの知識の提供にとどまらず、実際にマナーを実践するためのアドバイスも豊富です。例えば、海外旅行や留学を計画している若者にとって、現地でのマナーや習慣に関する具体的なアドバイスが役立つでしょう。

国際社会で活躍したい若者へ

 「14歳から身につける 図解で学ぶ国際マナー」は、国際社会での成功を目指す若者にとって、必読の一冊です。視覚的な学びやすさと実践的なアドバイスが詰まったこの書籍を通じて、国際マナーの基本をしっかりと身につけましょう。若い頃から身につけたマナーは、一生の財産となります。

 この機会にぜひ、本書を手に取って、国際的なマナーの世界に足を踏み入れてみてください。あなたの未来が、さらに広がることでしょう。

試し読み

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

家庭で大切にしたいマナー

  • 洗面所、トイレ、浴室はきれいに使う
  • 取り出した物を片付ける
  • 外出時は行き先と帰宅時間を告げる
  • 「おはよう」「ただいま」「いただきます」「ありがとう」「おやすみ」などの挨拶や感謝をいう
  • 靴を揃える、上着を掛ける
  • 騒音を立てない

 マナーは「相手を思いやる気持ち」の表れです。それは学校や公共の場所だけでなく、家の中で家族同士でも必要です。

 家族みんなが気持ちよく生活するためには、日々の小さな気遣いが大切です。その代表的な例が、生活の中で交わす挨拶です。

 全ての挨拶には、相手への思いやりや励ましの気持ちが込められています。普段より挨拶の声が元気がなければ、「体調が悪いのかな?」と気づくことができます。

 家族が自然にお互いを気にかけることができれば、毎日を快適に過ごせます。

SNSでの情報発信

 SNSへ投稿した内容は、多くの人の目に触れる可能性があります。社会性を欠いた内容や特定の個人を中傷する投稿は避けましょう。

 インターネット上の情報が正しいとは限りません。特にネガティブな内容は拡散されやすい傾向があるため、社会の混乱を避けるためにも自分で情報を確認することが重要です。

 相手の姿が見えないオンラインの世界では、思いやりに欠けた行為や発言をしてしまうことが多くあります。ゲームのオンライン対戦や動画サイトへの投稿などでも、マナーやルールを無視することが原因で大きなトラブルに発展する可能性があります。

 他の利用者への思いやりを忘れず、快適で安全なネット利用を楽しみましょう。

海外で注意!ハンドサイン

OKサイン

 フランスでは「役立たず」という意味になり、ブラジルやペルーでは「自分は危険だ」という脅しのサインと捉えられます。

サムズアップ(グッドサイン)

 SNSでは「OK」や「GOOD」の意味で使われますが、中東、南米、西アフリカの一部地域では、親指を突き出すジェスチャーが「くそくらえ」という侮辱を表します。

ピース

 ギリシャでは「くたばれ」という意味になりますが、アメリカでは「Victory(勝利)」の意味で使われます。写真を撮るときには一般的に使われません。

 また、手の甲を向けて裏ピースをすると、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどでは「やれるものならやってみろ」という挑発になります。さらに、口元に近づけると卑猥な意味になることがあります。小顔効果を狙って行っている場合は、気を付けないと恥をかいてしまうかもしれません。

購入リンク

amazon

電子

amazon

(Visited 2 times, 1 visits today)
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です