※ 毎朝、5分ほどで読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
プロローグ
人はどんなときに感動するでしょうか。
誰かの優しさにふれたとき
ドキュメンタリーを見たとき
心が震える映画や本に出合ったとき
「ありがとう」と言われたとき
自分がやったことで人が喜んでくれたとき
書籍情報
感動だけが人を動かす
第1刷 2023年3月25日
発行者 櫻井秀勲
発行 きずな出版
ブックデザイン 小口翔平、阿部早紀子、青山風音(tobufune)
編集協力 池田美智子
印刷 モリモト印刷
ISBN974-86663-197-4
総ページ数 234p
永松茂久
きずな出版
ほとんどの人がやらないこと
Unsplashのkrakenimagesが撮影した写真
- ふてくされない
- 感謝を伝える
- 上から目線にならない
- すぐに返信する
- 笑顔でお客さんを迎え入れる
- おいしい料理をつくるために研究を重ねる
- ホッカイロを渡す
- 相手の緊張をやわらげる心遣いをする
本来その気になれば、それほど努力することなく、誰にでもできることです。けれど、それをやる人が少ないからこそ、簡単に想定を超えることができます。
期待値が低いほど感動は生まれやすいものです。もともと優等生だった人がさらにいい点数をとっても、大きな感動は得られません。
つまり、あなたが底辺にいるとしたら、その分だけ大きく人を感動させられることができます。
感動は非効率の中にある
オープン前のレセプションの日に誕生日だったスタッフがいたので、たまたまアドリブでやったバースデーイベントをやってみただけだったのです。
そのイベントをするには、厨房、ホールなどのスタッフが全て仕事を止めなくてはならないのです。
準備も併せて、料理の提供ができなくなる時間がでてしまいます。これはどう考えても効率が悪いのです。
どう断ろうかと、考えていたところ、母がこんなことを言いました。
「私のためにここまでしてくれた」と思う人に心を動かされるものなのよ。感動って非効率で手間がかかることの中からしか生まれないのよ。
それは、母地震が、非効率なことばかりをやりながら商売を大きくした実業家だったからです。
作り手と売り手の対立
Image by Alexander Lesnitsky from Pixabay
飲食店を開店したての頃、キッチンとホールは毎日ケンカをしていました。お互いがヒートアップし、お客さんにもその声が届いていたのです。
思い切って、キッチンスタッフとホールスタッフを全部取り替えしました。
店は想像を超えた段混乱になり、「味が落ちた」「接客のレベルが下がった」とクレームが多数よせらたのです。
「そろそろ元に戻してください」と懇願されて1カ月半ほどたったころ、元のポジションに戻したところ、ケンカが減り、それぞれのカバー範囲も広くなりました。
相手の大変さを知ることで、少なくとも自分の意見ばかりを相手に押し付けることは激減するでしょう。相手の立場を体験して、はじめて気づくこともあるのです。
常に人の気持ちになって閑雅るという習慣を身につけていたいものです。
笑顔と安定感
Image by Foto-RaBe from Pixabay
いつも笑顔を絶やさない人こそ、人は好感を抱くように価値観が変化しました。
できる限りご機嫌な人に安心感を抱くのが、人の感情です。
自分で思っているよりは、まわりの人はあなたの表情やテンションを見ているものです。
そのためにも、「自分の機嫌は自分で取る」という姿勢を心がけましょう。
あとがき
今の時代に周りの反応を気にして、行動にフタをされている人がいます。
自分の思いが通らなければ、苦しいのです。
同じように、誰かを思う気持ちを我慢させられると苦しくなります。
自信を持って、人に喜んでもらえばよいのです。
感想
サイト管理人
人助けは、気持ちのいいものだと思います。
人のためにならなければ、たしかにビジネスにもなりません。
けれど、他人のために働きすぎて体を壊してもしょうがないので、自分にも優しくしてあげてください。
良いことしよう。YESマンでいよう。それで大腸がんステージ4になった人を何人か知っています。
自己啓発の書籍で、前向きになり人にやさしくなることで、気持ちが軽くなることもあるでしょう。本書では、感動できるお話を交えながら人徳を説いてくれます。
働いていれば、他人に対して思う事もあるでしょう。そんな気持ちを切り替えるキッカケにもなるかもしれません。
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