※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
書籍情報
イメージをカタチにするロゴデザイン
65のヒントで見つかる自分だけのアイデア
発刊 2023年10月11日
ISBN 978-4-295-01770-7
総ページ数 190p
遠島啓介
株式会社ドーナッツカンパニー代表取締役・ロゴデザイナー
大学卒業後、IT・WEB関連の仕事をしながらロゴの面白さを伝えるブログ「ロゴストック」を運営。ロゴの奥深さにますます魅了され、ロゴづくりに特化したいと考えて独立。企業・店舗・サークルなど幅広くロゴデザインを手がけている。
インプレス
- はじめに
- 目次
- 本書の使い方
- 本書の構成
- 第1章 ロゴづくりの準備
- 01 ロゴとは
- 02 ロゴが必要な理由
- 03 魅力的なロゴをつくるポイント
- 04 ロゴづくりの準備(キーワードを出す)
- 05 ロゴづくりの準備(イメージの方向性)
- column 何をモチーフにするか
- 第2章 アイデアにつながる発想のひきだし
- 06 かたちを見立てて置き換える
- 07 合体させる
- 08 塗りと余白を活かす
- 09 意味を見立てる
- 10 擬人化・擬物化する
- 11 象徴となるものを使う
- 12 図形の反復・集合
- 13 つなげる
- 14 対比させる
- 15 誇張する
- 16 カット・分離する
- 17 逆転・反転する
- 18 言葉遊び的に置き換える
- 19 可変性を取り入れる
- column 可視性と可読性が大事
- 第3章 イメージをカタチにするロゴデザイン
- 20 ポップで元気なロゴ
- 21 フレッシュでアクティブなロゴ
- 22 切れのあるクールなロゴ
- 23 スピード感・シャープさのあるロゴ
- 24 伝統を感じさせるロゴ
- 25 親しみのあるスタイリッシュなロゴ
- 26 洗練されたスタイリッシュなロゴ
- 27 安定感・堅実さのあるロゴ
- 28 スマートで誠実さのあるロゴ
- 29 ダイナミックで躍動感のあるロゴ
- 30 堂々とした強さがあるロゴ
- 31 力強くスタイリッシュなロゴ
- 32 クラシカルでハイクラス感のあるロゴ
- 33 お墨付きや威厳を感じさせるロゴ
- 34 つながりや連携を感じさせるロゴ
- 35 循環や永続性を感じさせるロゴ
- 36 奥行きや広さを感じさせるロゴ
- 37 デジタル感のあるロゴ
- 38 サイバー・未来館のあるロゴ
- 39 モダンかわいいロゴ
- 40 ほっこりハートフルなロゴ
- 41 子どもらしいロゴ
- 42 ナチュラルなやさしさのあるロゴ
- 43 やわらかくぬくもりのあるロゴ
- 44 やわらかくみじみずしいロゴ
- 45 エレガントで優雅な欧文ロゴ
- 46 エレガントで洗練されたロゴ
- 47 エレガント日本語ロゴ
- 48 凛としたしなやかなロゴ
- 49 カジュアルでシンプルなロゴ
- 50 カジュアルでカフェ風のロゴ
- 51 カジュアルで自由な雰囲気のロゴ
- 52 素朴で安心感のあるロゴ
- 53 和モダンなロゴ
- 54 レトロでかわいい日本語ロゴ
- 55 レトロでクールな欧文ロゴ
- 56 大胆でインパクトのあるロゴ
- 57 パンク・ロックなロゴ
- 58 多様性を感じさせるロゴ
- 59 総合性と調和性を感じさせるロゴ
- column バリエーションを用意する
- 第4章 自分らしいロゴをつくる秘訣
- 60 ロゴのスタイルを考えるヒント
- 61 フォント選びのヒント(欧文)
- 62 フォント選びのヒント(日本語)
- 63 色選びのヒント
- 64 かたちを考えるヒント
- 65 気になるロゴを読み解く
- column ロゴ使用ガイドライン
- あとがき
- 発想のひきだしまとめ
- イメージ別ロゴまとめ
- 参考文献
- プロフィール
はじめに
自分でデザインをする方、誰かに作成を依頼しようと考えている方、さまざまかと思いますが、この本は「自分(あるいはクライアント)らしいイメージがしっかりと伝わるロゴをつくりたい」と思っている方皆さんに三区になる内容となっています。
私は、ロゴ専門のデザイナーとして、企業や店舗、グループ、コミュニティ、製品、認証マークなど、多種多様なロゴづくりのお手伝いを10年近く行ってきました。
それぞれのイメージをカタチにしたロゴをつくる際のお役に立てましたら嬉しいです。
魅力的なロゴをつくる
自分らしさが表現されている
自分たちを表す意味と印象が的確に表現されていることが重要です。
事業分野、サービス内容がわかるものをアイコン的にマークとするものありですが、自分らしさを表現すれば、他社とデザインがかぶることもありません。
使いやすいこと
ロゴはブランドの要となります。ホームページやパンフレットといった広告で使いやすいものであることが求められるのです。ロゴを使用する、いろいろなシーンを考えておきましょう。
共感されること
商品やサービスの内容で差別化することは難しくなっています。どんな思いで、その事業をやっているのかなど、背景にあるストーリーで差別化をしましょう。
ターゲットをしっかりと定め、共感する何かを考えてロゴのデザインを作りましょう。
ダジャレでつくる
語録を合わせに近く、語感が似ている別のものを図にするなどして置き換える表現方法があります。遊び心や面白さが大きく伝わるユニークなロゴになるでしょう。
クリエイト
ネーミングの中にある数字などをさりげなく入れると、印象深いものになります。
ビジネスOne
サイバー・未来感のあるロゴ
ポイント
●無機質な印象の文字にする
線の太さが均一なサンセリフ体を使ったり、ネオン管のような直線的なパーツを組み合わせることで無機質な印象の文字を作ります。
●時間的・空間的な広がりを演出する
複数の図形をシームレスにつなげたり、グラデーションでなめらかな変化や連続性を表現したりしてシンボルマークをつくります。
ロゴのスタイルを考えるヒント
読むことを重視したロゴタイプスタイルがあります。社名やブランド名を読んでもらうことで、覚えてもらいやすいのが特徴です。文字ベースなので、左右されにくいものがあります。
見ることを重視したシンボルスタイルがあります。企業やブランドの「顔」となるコンセプトや理念をデザインに反映したスタイルです。ひと目でみてイメージがわかるマークは、街中でもよくみられます。
他にも、世界観を伝えるシンボルマークがあります。日本だったり、富士山だったり、ヨーロッパの建物だったり、地形的なものを活かしたシンボルです。マークが大きくなりがちなので、名前が小さくなりますが、見せたいものは大きくみせいたいと思う場合によく使われます。
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