※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
富裕層が増える一方で、経済的に不満足な人も多いようです。この人たちに、お金というテーマにし単身でいただき、助けなければならないからです。
お金は私たちに安心と自由をもたらしてくれます。お金があれば暮らすのが楽になるのです。
お金が一度回り始めると、今までいったいどこに”こんなお金”が隠れていたのかと驚くと思います。
書籍情報
ファイナンシャル・フリーダム
経済的自由と人生の幸せを同時に手に入れる!
第1刷 2021年7月20日
訳者 小林節
発行者 小澤源太郎
発行 (株)青春出版社
本文デザイン 中原克則(STANCE)
DTP キャップス
校正 鷗来堂
責任編集 (株)プライム涌光
ISBN978-4-413-11360-1
総ページ数 381p
ボード・シェーファー
経営・資産形成コンサルタント。16歳でアメリカにわたり、20歳のときに最初の会社を設立するも26歳で倒産します。しかし、すぐに借金を完済し30歳で資産運用金で生活できるようになりました。
青春出版社
お金持ちが少ない理由
裕福になるための法則は簡単に学べます。けれども裕福になれない人が多いのは、裕福にならずに現在の経済状態のままでいることも簡単だからです。
お金を持っていない人は、共通して資産を増やせないいくつかの基本的な姿勢を持っています。裕福にはなりたいけれど、どこか金銭感覚が曖昧なのかもしれません。
富を築く人は、「具体的な数字を決める」「数字を書き出す」「ビジュアル化する」3点を行っている場合が多いようです。自分はいつ、いくらの資産を持つかを決めて、書いてみてください。
潜在意識に働きかけるために、目に見える形で地図を書いてあげる必要があります。デスクの横に目標を貼り、10年後に向けて目的を達成していきましょう。
収入を増やす
給与を上げたいと望むなら、「なぜ、給与アップが自分にふさわしいか」を説明できるようにしましょう。自分が会社にとってどれだけ役に立っているかを積み重ねて、交渉する方法です。会社の中の自分の価値を勝ち取る必要があります。
影響範囲を広げて、責任の範囲を広げることで、自分の市場価値を高める方法もあります。自分が率先して物事にはげみ、人に教えていくことで価値を高めていくのです。
「より良いこと」ではなく「人と違うこと」をすることで、自分に付加価値を付ける人がいます。ニッチなポジションでエキスパートになるのです。
独立できたあとは、一番低い売り上げに合わせて自分に固定給を払うことで安定します。これも、月々の利益に合わせて、自分へのご褒美と勘違いして給料の金額を変動していると、負債が溜まっていくのです。返済の能力はあるので、お金は借りれるかもしれませんが、ハードな現実を過ごすことになるでしょう。
成人研修の必要性があります。高校や専門の教育を受けた後、社会人になってからも勉強する意識は持っておきましょう。テレビを見て、お菓子を食べる時間が1日に1時間、2時間ある人と、その時間で専門書を読んでいる人では将来の収入が2、3倍ほど違います。
多くの人の預金額が少ない
きれいな家に住み、高価な車に乗り、テレビや音響システムを持っています。住宅ローンと生命保険料、積み重なった定額制のサービス金額以外に、何も持っていません。昔からある「家を持て…」概念の犠牲者です。増えていく資産を持ちあわせていません。
利益をもたらさない何かに支出することは、投機していることと同じです。投機したものが金のガチョウを育てているとは限りません。
投資家は売ったときではなく、買ったときに得をする
こんな助言が言われるのは、投資家が物を買う前に計画や予測をつけて、資産になるかどうかを精査をしているからです。
節約してお金を預けただけでは、投資家とは呼べません。
経済的自由3段階
第1段階 経済的予備
予期しない事態が起きても、お金の蓄え(予備)があれば生活することが可能です。
毎月いくら必要が考えましょう。
住宅ローン、家賃
食費、生活費
自動車諸費
保険料
税金
電話料金
ローン
事務所ローン
事務所経費
従業員の月給
自分の代理人の費用
80%が5年以内に倒産します。一番は資産の不足、次に顧客の支払いが悪いことが原因です。予備金は準備しておきましょう。
第2段階 経済的保障
経済保証を確保するには、まず必ず払わなくてはならない項目をリストアップします。何が起きようと心配することなく生活できるようになるための、金の卵を産むガチョウを育てましょう。
人が一番やりたいと思っていることくぉできない理由は、残念ながらお金がないからです。自分が興味を待ち、楽しいと思えるプロジェクトに長い間携わっていない人は、自分が大きな可能性を秘めていることをわかっていません。決定的な一歩をふみだせないのは、すべてお金のせいなのです。
自分がしたいことをできるように、できるだけ早めに金額を集めましょう。
最終段階 経済的自由
自分の資産には、絶対に手をつけてはいけません。部分的に切り分けてもいけません。金を生むガチョウは殺してはならないのです。
自分が必要とする経済的自由の金額を計算してみましょう。
具体的な投資金額や、必要支出などの目標設定ができれば、あとは到達するだけです。
現状の快適さ、現状への満足に屈してしまうと、目標へ到達できません。汚泥のない世界に浸るのではなく、夢を実現してしまいましょう。
感想
サイト管理人
早いとこFIREを実現するために、2000万円の投資額を5年で集めようと思ったら、毎年400万円をつぎ込まなければなりません。意外と短時間では厳しい金額の設定を目標にしなければ、実現ができないのです。目先の月額料金サービスの快適に屈している場合ではありません。
ある程度の金額を確保しつつ、できるだけ投資しなければ自由は手に入らないとのことです。
かなり大きな文字で、FIREするに必要なマインドやメソッドが綴られています。読みやすくはあるので、どうしてもビジネス書に抵抗がある方は、手始めとして手に取っても良いと思います。
下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。
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