※ 毎朝、5分ほどで読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
配当株投資はギャンブルではありません。
10万円を投資しても、それが明日には100万円に化けることはないのです。
着実に配当金を積み上げていけば、やがて毎年100万円の利益を手にする日がやってきます。
株価の動向に一喜一憂する必要はなく、仕事の合間に株を売買する必要もありません。
難しく考える必要はなく、基本さえマスターすれば、誰にでもできることです。
書籍情報
年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資
第1刷 2023年2月11日
発行者 小早川幸一郎
発売 (株)インプレス
印刷・製本 中央精版印刷(株)
ISBN 978-4-295-40791-1
総ページ数 237p
配当太郎
投資家。
学生時代に株式投資を始め、大型株を中心に投資し、保有銘柄の9割は配当金が年々増える「増配銘柄」が占めます。
ツイッターなどで、毎日、配当株投資に関する情報を発信しています。
クロスメディア・パブリッシング
目標に到達するまではアクセル全開
投資金額が1000万円を超えることを目標にするならば、そこに到達するまでは後ろを振り返ることなく、ガンガンにアクセルを踏み続けて前に突き進むことが大切です。
最低限度の生活防衛資金以外は、すべて株の購入に充てるくらいの気構えで挑む必要があります。
特別な出費の予定がなく、ただ銀行に預けているだけならば、意識して株の購入に充てたほうがよいでしょう。
投資金額が1000万円を超えるまでは何が何でも踏ん張ると、強い気持ちで続けていれば、「万が一のときにはどうするか?」という不安よりも、この先に待っている楽しさをイメージできるようになります。
価格変動に対する「鈍感力」という免疫をつけておく必要もあるでしょう。
インデックス投資と何が違うか
配当金は企業が利益の一部を株主に還元するものです。分配金は、投資信託が収益の一部を投資家に還元するものになっています。
分配金は投資に回せる資金を切り崩して還元しているため、あまり喜べないという側面はあるのです。
しかし、分配金があるものであれば、それが利益の確保になります。
インデックス投資は果実を育てる「木」を立派にしていくイメージで、配当株投資は「果実」そのものを実らせていくイメージを持っています。
インデックス投資、配当株投資、自分の好みで運用していくとよいでしょう。
配当利回り「2%」を基準に企業をチェックする
配当株投資では、増配しそうな企業株を早めに買っておくことが大切です。
目安としては「配当利回り2%」あたりが妥当だと思っています。
配当株投資は、株を長く持ってできるだけ買い続けていくことで利益を増やしていく方法です。2%の企業の中から、末永く応援することができる会社を選び出すでもよいでしょう。
いつかその企業の花が咲く日を楽しみに待つことができます。
やがて「配当利回り5%」という大輪の花を咲かせる日がやってくるかもしれません。
「平均」単価で取得利回りを考える
株を買い増していく場合は、新たに買った株価を含めて、「平均単価」で考える必要があります。
自分が見込んだ企業の株をできるだけ早く買って、その配当金を受けながら、新たな増配企業の株を買い続けて種をまいていくことです。
「取得利回り」を基準に考える習慣が身につくと、「恩株」という発想ができるようになります。
元本を回収して、利益を生み出す株が「恩株」です。
投資した金額を回収した後は、持っている株は何もしなくても配当金をもたらしてくれる「金のなる木」になります。
その恩株の配当金を再投資すれば、新たな恩株を作りあげていくことができるのです。
あとがき
自分の軸を持って、明確な目標に向かって着実に突き進むことです。配当株投資の成否は、この1点にかかっています。
その目標は「1カ月1万円」でも「年間100万円」でも「1カ月のお小遣いを3万円増やしたい」でもよいのです。
軸がブレなければ、株価が上下しても、気持ちを左右されません。
10年、20年先を見据えた長期投資となるでしょう。淡々とやるしかないのです。近道もありません。「欲との闘い」になるでしょう。
コツコツと地道に株を買い進めていけば、目標の金額を達成する日はやってきます。投資し続けていれば、ストイックな毎日を送る必要も一切ないのです。
感想
サイト管理人
「増配銘柄」に着目して、不労所得を増やしていくやり方があります。
インデックス投資と違い、定期的に配当金を手にできるメリットがあるということです。
インデックス投資は、生み出したプラスの評価額をNISA口座でもない限りは崩すことが、なかなかできません。
配当金ならば、再投資するか、そのままお小遣いとして安心を手に入れるかを選択できるということです。
リスクも少し高くなりますが、利回りで得たお金には魅力がたくさん詰まっています。
FIREを目指しているならば、インデックス投資以外にも選択肢として頭に入れておいてもいいと思います。
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