※読んだ本の一部を紹介します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
はじめに
具体的に仕事を前に動かしていく「実行力」こそが決定的に重要です。
人や組織は、理屈だけでは割り切れない複雑な存在になります。
「組織力学」に対する深い洞察がなければ、組織を動かすどころか、組織に押しつぶされてしまうのです。人を味方につけるためには、「人間心理」への感性も必要になります。
どちらも、新規事業を起こすとき、既存の事業をマネジメントするときに不可欠な要素です。
目次
書籍情報
タイトル
編者 田中泰
発行 ダイヤモンド社
制作・進行 ダイヤモンド・グラフィック社
装丁 奥定泰之
図版作成 二神さやか
DTP NOAH
校正 西進社/広瀬泉
印刷 勇進印刷
製本 ブックアート
編集協力 鹿野鉄平
著者
石川明
株式会社インキュベータ代表取締役。
企業における社内起業をサポートするコンサルタントとして独立し、新規事業を生み出す仕組みづくりに携わってきました。
出版
ダイヤモンド社
仕事はRPG
みんなすぐに「9回裏ツーアウト」だと思うから、おかしくなる。
ひどいショックに襲われたときは、自分の置かれている状況を冷静な目で見つめ直せばいいのです。
ビジネス上のトラブルで、解決不能なものなどそうそうあり得ることではありません。ことさらに「深刻」になる必要などないのです。
仕事は「RPG」のようなものと考えるとよいでしょう。時に厄介な敵が現れるから楽しむことができるのです。
実際、仕事のできる人はゲーム感覚で、業務をこなしている人が多くいます。
「効率性」がビジネスを崩壊させる
売上や販売数を増やそうと、「ムリ」「ムダ」「ムラ」を排除しようとすると、致命的な間違いを犯してしまいます。
ビジネスのも目的は、「世の中の”不”を解消して、お客様に喜んでもらうこと」です。
この地域に蕎麦屋がなければ、ビジネスの目的は美味しい蕎麦をつくることになります。それを見失い、蕎麦粉の原価を下げたり、蕎麦打ちの手間を省いてしまうと、ビジネスは根本から崩れ去るのです。
決定的な「嫌悪感」を抱いたとき
上司に対して怒りの感情が鎮まらないときがあるかもしれません。優柔不断、感情で怒る、人によって態度を変える、そんなことから嫌いになるときがあるのです。
その上司に対して、前向きにとらえることは自分だけでもできます。自分にも似たような「弱さ」が存在することを認めるのです。
認めることができれば、ある程度「嫌悪感」から「共感」へとシフトすることが可能なのではないでしょうか。
感想
サイト管理人
相手に対して「何考えているかわからない」便利な言葉ですが、これをしてしまうとズルズルと感情が引きずられてしまうのではないでしょうか。
こういった陰口は、客観的に話を聞くタイプのひとにとってはガチでつまらないものになります。
受け入れる傾聴スキルというのは、精神科医が使うような高度なテクニックですが、真似したり第三者視点で考えてみたりというのは素人でもできるはずです。
人には感情があり、お客様の求めているものを違えると、ビジネスは根本から崩れていくということでした。組織を動かしたいのであれば、相手の感情を受け入れなければならないようです。
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