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目次
書籍情報
最大1000万円の損を防ぐ
デジタル時代の家選び
発刊 2024年5月27日
ISBN 978-4-262-16049-8
総ページ数 207p
沖祐生
いえうるん不動産相談事務所代表。
株式会社サプライズコンシェルジュ代表取締役。
株式会社JKAS最高マーケティング責任者。
宅地建物取引士。
ウェブ解析士。
ファイナンシャルプランナー。
ネットを活用した不動産取引の方法を提唱している。
池田書店
- はじめに
- 第1章 理想のマイホームを探す情報収集術
- 住宅情報サイトで物件の種類や相場観を掴む
- 「こんな家に住みたい条件」をすべて書き出し、10個に絞る
- インターネットで情報を集め、物件購入の判断材料に
- 周辺環境情報を調べて時間を節約する
- 誇大広告が使われている物件には気を付ける
- 第2章 良い不動産会社・営業担当者の選び方
- 口コミを読んで、不動産屋の対応を確認する
- 仲介手数料を安く抑えられるかを判断する
- 物件価格交渉がしやすい媒介形態とは
- 不動産屋の情報を事前にネットで調べる
- 担当者が合わないと思ったら、我慢せずに担当替えを依頼する
- 第3章 内覧から契約までに意識すべきポイント
- ネットを活用して、現地に行く時間や手間を省く
- 住宅購入前に確認するべき重要な条件面とは
- 生活しやすい家を買うために確認するべきポイント
- 相見積もりを取るときに気をつけるべきポイント
- 電子契約で時間と収入印紙代を節約する
- 第4章 お役立ち情報が手に入るおすすめサイト
- ネットで土地の情報を収集し相場などを把握する
- 「不動産ジャパン」でお役立ち情報を手に入れよう
- gooの「暮らしデータ」で自治体の支援制度がわかる
- 「空き家ダンク」の登録物件を購入すると補助金制度を利用できる
- 空き家に関する法改正で市場はより活性化する
- 第5章 住宅ローンで損をしないために
- 住宅ローンシミュレーションで借入可能額を10秒で調べられる
- 金融機関によって住宅ローンの特徴が異なる
- 「フラット35」を使えるかどうか不動産屋に確認する
- 親子で一緒にローンを組む方法
- 第6章 補助金・減税の恩恵を受けるための行政制度の活用法
- 住宅ローン控除で所得税や住民税を減額する
- 行政の制度を活用して減税や補助金の恩恵を受ける
- 長期優良住宅であれば、控除や補助金を受けられる
- 国土交通省のサイトで不動産の情報について調べる
- 住宅履歴情報をまとめて保管しておく
- 第7章 災害の多い日本では必須の保険加入
- 火災保険と地震保険を契約するときのポイント
- 保険金額や補償内容を設定するときのポイント
- 火災保険や地震保険の割引制度を使って費用を抑える
- 補償内容について具体的なイメージを持っておく
- 第8章 維持費用を少しでも減らすための節約術
- マイホームの購入前に維持費用を把握しておく
- 維持費を節約するためには丁寧な使用が大事
- 固定資産税と住宅ローンを減らす方法
- 修繕積立金が適正かどうかを把握する
- 建物の設計によっても維持費は変わる
- 材料を選ぶときに注目すべきポイント
- 地盤改良工事の費用と撤去費用を把握しておく
- 第9章 知っておきたいマイホーム購入の予備知識
- 持ち家で損をしないために資産価値の高い物件を手に入れる
- 賃貸で損をしないために相場を把握する
- 住宅ローンを組まずにマイホームを手に入れる方法
- 住宅性能の重要性が高まっている
- 建売分譲住宅の後悔しない買い方
- 契約時に見落としてはいけないポイントとは
- 資産価値を上げるためのリフォーム・リノベーション
- 大手と中小の不動産屋、どちらに相談するべきか
- おわりに
書籍紹介
不動産選びに役立つ一冊をご紹介します。この本は、デジタルツールを駆使して家選びを効率的に進めるための実践的なガイドです。
デジタル時代の不動産選び
現代の家選びは、インターネットとデジタルツールの活用が不可欠です。この書籍は、そのデジタルツールの活用法を具体的に解説しています。例えば、不動産情報サイトやオンライン見学ツールの使い方から、価格交渉のポイント、さらには購入後のトラブルを避けるための注意点まで、幅広くカバーしています。
1000万円の損を防ぐポイント
不動産取引は人生で最も大きな買い物の一つであり、失敗は大きな損失に繋がります。沖さんは、不動産取引で陥りがちな落とし穴を具体例を交えて説明し、その回避策を丁寧に解説しています。読者は、実際の取引で役立つ知識を得ることができ、安心して家選びを進めることができるでしょう。
読者の声
すでに多くの読者がこの書籍を手に取り、好評を博しています。「分かりやすく実用的」「デジタル時代に即した具体的なアドバイスが満載」「実際に役立つ情報が多くて助かった」などのレビューが寄せられています。不動産選びに不安を感じている方や、初めての購入で何から始めて良いか分からない方に特におすすめです。
不動産の買い物をする前に
不動産選びに役立つ具体的な知識とノウハウが詰まった一冊です。デジタル時代における賢い家選びの方法を学びたい方は、ぜひ手に取ってみてください。沖祐生さんの経験と知識が詰まったこの本が、あなたの家選びを成功に導いてくれることでしょう。
試し読み
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
見積もりをとるポイント
- 歴史や実績のある会社を選ぶ
- 会社名等が検索できるか
- 住所が存在しているか
- 資本金が300万円以上か
- 主要取引先があるか
- お客様の声が掲載されているか
- スタッフが紹介されているか
- 自分の要望明確にして、それを伝えているか
- 見積もりの詳細確認
不動産の内覧をして、見積もりを取るときは、よくわからない内訳が入ってることが多々ありますので、最低3社以上の比較をしてから契約を検討してください。
フラット35が使えるかどうかを確認する
「フラット35」という固定金利の住宅ローンは、長期間金利で返済額が変わらないことが特徴です。金利が高く設定されているため、他のローンの金利タイプと比較した上で選択しましょう。
すべての不動産会社がフラット35を取り扱っているわけではないので、確認が必要です。手続きに時間がかかるなどで率先して取次ぎをしない不動産会社も存在します。
保険は割引制度を利用する
火災保険や地震保険の費用を抑えるためには、割引制度を上手に活用しましょう。
- 新築戸建ての割引
- 建物の築浅割引
- オール電化割引
- 耐火性能割引
- Web申込割引
- ホームセキュリティー割引
大体、保険の割引率は10%前後です。大手も含めて割引率を比較して、どこの保険会社の火災保険が安いかを熟考しましょう。
固定資産税を減らす方法
既存の住宅に対して、耐震・省エネ・バリアフリー・長期優良住宅などのリフォームをすることで、工事の翌年の固定資産税を減税することができます。
また、認定長期優良住宅を購入できれば、新築から5年目までの間、固定資産税が半分に減額されます。
これらの方法には一定の条件や適用期限がありますので、制度の活用を考えている方は税理士に相談してください。