※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。
はじめに
ウクライナの戦況に目を奪われている間に、アメリカと中国の争いは始まっています。そして日本は当事国のはずです。
NATOはアジアでなく、ウクライナも核を持たない国です。日本がウクライナのようにならない保証はどこにもありません。
ある意味70年以上前の敗戦時に似た状況に日本は立たされています。また、日本のチャンスでもあることを言いたいのです。
目次
書籍情報
タイトル
プーチン大恐慌
著者
宮崎正弘
国際政治、経済などをテーマに独自で取材をして解析する活動をしています。
渡邉哲也
作家、経済評論家です。複数の企業運営に携わりました。
出版
ビジネス社
北方領土が中国の手に
北方領土の資源、サハリンを使用した事業継続を、中国が安値で引き継ぐという予想です。
資源開発という美味しい話に中国が乗る可能性は大きく、その場合は日本は南北から中国に挟まれ、今の数倍の脅威にさらされます。
米国の企業は、このサハリンの事業から早々と撤退しており、日本はその利権を維持した形をとっているのです。
日本の企業もロシアからのガス資源に依存している企業があります。広島ガスがその1つです。
脱ロシア、脱中国を直ちに進めなければ日本人の犠牲者がでるのは火を見るより明らかでしょう。
食料とエネルギーが経済安保であると日本人が気づいた
知的財産権の保護より、食料やエネルギーの確保が大切と、やっと日本人は気づいたのです。
原油、ガス、石炭は輸入に頼っていて、今のまま依存し続けるとホルムズ海峡が封鎖されたときに危殆に瀕します。
日本は国家備蓄として242日分のエネルギー原料の蓄えがありました。しかし、ウクライナ侵攻により、すでに民間備蓄から4日分を放出しているのです。
戦後教育で、中国への贖罪意識を植え付けられているのもそうです。お金を与えて豊かにしたら、世界が平和になるという誤った考え方があります。
戦中も戦後も、中国にタダで技術を与えています。大東亜戦争でアジアの人に残虐行為を行っていないので、贖罪意識も必要ないのです。反省しなければ歴史を繰り返すことになりかねません。
感想
サイト管理人
売れているみたいです。ちょっと、覗いてみました。
今までに起きた経緯をたどって、「そりゃあ、こういうことでしょうよ」という本です。
ロシアも海域の監視はしたいから、北方領土問題は今まで「なあなあ」でこれてました。それに中国が飛びつくかもよ?そんな脅しは、たしかに怖いです。リップサービスで、北方領土が永遠に返ってこないよ。なども散りばめられています。
たしかに、LNGも数%輸入してたはずですが、もう必要ないかもしれません。共感を呼ぶ文も巧みです。
正直な感想をいえば「売れそう!」といった感想です。