※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。
目次
書籍情報
タイトル
Excel株投資
超効率的な「ファンダメンタル分析」入門
著者
森口 亮
出版
KADOKAWA
毎朝5分間チェックするExcel株分析投資
朝の5分間ルーティン4thステップ
- ウォッチ銘柄を見つける
- お気に入り登録する
- Excel分析シートで銘柄分析
- 本命銘柄を5~10銘柄選出
あとは、ニュースとチャートをチェックするだけOKです。
STEP1.ウォッチ銘柄を見つける
『会社四季報』は宝の山です。まずは、この『会社四季報』から銘柄を選びます。
ウォッチ銘柄を選ぶ基準
- 売上高・利益が10%以上成長
- 営業利益率が10%以上
- PERが許容範囲より低い
全期、今期予想、来期予想の3年分に注目し、1株あたりの当期純利益【EPS】(以降、1株益と呼ぶ)をみて、利益が10%以上成長しそうな企業がウォッチ銘柄入りの最低条件です。
会社の稼ぐ力を見るうえで営業利益率が10%以上になっているものに注目します。
PER15倍が基準となっており、株価がが15倍より高くなると割高と言われているのです。注意したいのは、「株価は投資家の期待で形成される」という点です。PERに関しては、自分が決めた許容範囲よりも低い銘柄という基準で選んでいきましょう。
STEP2.ウォッチ銘柄をお気に入り登録
ネット証券の投資情報ツールや株式トレーディングツールの「お気に入り銘柄」に登録します。
銘柄を管理したり、情報をコピペするのに役立ちます。
STEP3.(Excel分析シートで)銘柄分析
ただ何となくではなく、目標を株価をきちんと設定することで、「買う理由」を明確化しましょう。
目標株価 = 目標PER × 1株益
会社四季報から1株益は抜粋します。
私の場合は、今期22.3予102円で来期23.3予125円だとして、その間をとって113.5円を目標1株益に設定します。
目標PERは2つ用意します。
- 会社四季報の実績PER高値平均:「実績PER × 1株益」
- 全期➡今期予想➡来期予想の営業利益の増益率をもとに、目標PERを算出:「目標PER × 1株益」
STEP4.目標株価②を優先に本命の5~10銘柄を選ぶ
- 目標株価②の上昇率が高い順に並べ替えを行う
- 目標株価①の上昇率も高い銘柄を優先する
- 増収率と営業利益率をみて厳選する
- チャートをみて、売買イメージができるかで最終判断をする
感想
サイト管理人
具体的に森口亮さんの株を選ぶ基準が書かれています。
短期トレーダーの方の参考書、ファンダメンタルの入門書として、個人の考えを細かく教えてくれるのです。
会社四季報のどこを見て、どうエクセルに落とし込むのかも知ることができます。
もちろん、長期投資の4%ルール一本の方などは参考にしずらい部分もあるでしょう。
株に抵抗意識のある方でも、書いてある数字を理解すれば難しいものではない、と思える書籍になっています。
購入リンク
紙
電子
amazonは↓