※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。
はじめに
日本経済はオワコンか?そうではありません。
国や組織によりかからず、個人として幸せな人生をつくっていくことができるのです。
目次
書籍情報
タイトル
2025年日本経済再生戦略
国にも組織にも頼らない力が日本を救う
超具体的ロードマップ39
著者
成毛眞
元日本マイクロソフト代表取締役社長
冨山和彦
経営共創基盤(IGPI)グループ会長、日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役社長
出版
SB新書
自分の「本業」を問い直せ
少子高齢化が進む日本では、近い将来、様々な業界で人材不足が起こります。できそうなことは何でもやってみるくらいのフットワークの軽さがあれば、転職や副業に困ることはありません。
試せる仕事はいくらでもあるのです。
どうしても転職に抵抗があるなら、副業から始めてもよいと思います。
「業」とは、自分の能力と才覚とスキルで稼ぐことを指します。自分にはどんな稼ぎ方ができるだろうか?そういう自問自答から始めなければなりません。
会社に属して給料をもらうのは、「業」ではないのです。
まとめ
●日本では、近いうちに各職業で人材不足が発生する。
●転職や副業はたくさんある。
●自分の能力と才覚とスキルで稼げる仕事をみつける。
海洋国家・日本の希望はやはり「海」だ
水産業でも急速に高齢化が進んでいます。そうなると、漁業権を緩和して新規参入がしやすくなると考えられます。
養殖産業には注目です。日本の入り組んだ海岸線は魚の養殖に向いています。海外の養殖に押されていますが、ここに人が集まれば一大産業に返り咲くはずです。
もうひとつの可能性は、レジャー施設です。
日本の富裕層向けの遊び場になる可能性を秘めています。厳しい規制を緩和すれば、豊かな観光資源をボート遊びに使う人が多くなるでしょう。
まとめ
●水産業は、新規参入がしやすくなるかもしれない。
●養殖業は日本の海域に向いている。
●レジャーの可能性も日本の海は秘めている。
初等・中等教育は親の姿勢で決まる
素質をみようとせず、二言目には「勉強しろ」と追い立てるのはよくありません。
知識をため込んで、偏差値教育で学力を上げ、いい大学に入れば、いいところに就職できるというような時代でもないのです。
生まれたときからインターネットがあって、情報に触れてきた子どものほうが発想力があります。偏らない情報をもち、充分な機会を提供されていれば、正しい選択をする確率は高いでしょう。
初等・中等教育にある子どもは、親との関係がなによりも重要です。親は子どもと向き合い、全存在を受け入れてあげれば、学校教育は大した問題にならないと思います。
まとめ
●学校の勉強ができても、よい人生になるとは限らない。
●今の子どもの方が多様な情報に触れていて、正しい判断をする確率が高い。
●初等・中等教育にある子どもの全てを、親は受け入れるべき。
江戸時代のスタイルに立ち返れ
古い意味での国家、古い意味での社会なんて忘れて、自分勝手に生きようということです。
個人がそれどれの幸せを追求しながら、気ままに生きればよいと思います。競争して高い土壌を造る幸せもよし、理想を下げて幸せを得られるのならそれもよいと思うのです。
江戸時代、大きな商家はともかく、長屋住まいの庶民は職を転々としながら気ままに暮らしていました。その日暮らしで、物質的には裕福ではありません。しかし生活はのんびりと満ち足りていたことも多かったのです。
まとめ
●個人の幸せを追求して、生活すればよいのではないか。
●理想を下げて幸せが得られるのなら、それもよい。
●江戸時代は、その日暮らしを強いられていたが、満たされていた。
感想
サイト管理人
1つの働き方の例として、海をあげています。
真珠の養殖など、波が穏やかな入江などを活用して、多くの養殖が行われています。盛んになる未来もあるかもしれません。
いろんな可能性があるか、著者の考えを覗いて考えてみるのもよろしいのではないでしょうか?
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