※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。
はじめに
変化の激しい時代を生きるために、考えること・学ぶこと以上に貴重な認知スキルがあります。
「考え直す」能力です。
再考するためには、これまでの事実が変わったかもしれないこと、現在では間違っているかもしれないことを認めなければなりません。
思考の柔軟性をどうすれば自分のものにできるか、お話するつもりです。
目次
書籍情報
タイトル
THINK AGAIN
発想を変える、思い込みを手放す
著者
著者:アダム・グラント
ペンシルバニア大学ウォートン校教授。組織心理学者。
世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人、世界でもっとも重要なビジネス思想家50人に選ばれ、受賞歴多数です。
監訳:楠木健
一橋ビジネススクール教授。経営学者。競争戦略。
本格的な経営書とを多く執筆しています。
出版
三笠書房
努力して前進できる人
知識が少ない人ほど悪戦苦闘することが多く、自分を過大評価することが多いのです。
大統領選挙でハッラは、失うものは何もないと腹をくくり型破りな戦略を講じました。競争相手を非難しない、ポジティブキャンペーンです。若い層に支持を獲得するために、SNSアプリのスナップチャットも習得して活用しました。
「ダメでももともとなんだから」と彼女は考えています。
彼女の策は功を奏し、敬意を持って敵に接する姿を見て、有権者は大いに喜んだのです。
自分のやり方を疑っても、自分には学ぶ力があると確信していました。知識は専門家から得るのが一番だが、独創力や理恵の源は身近なところにあると気づいてたのです。
必ずしも成績優秀者は社会で活躍しない
成績優秀で何でも完璧にこなす学生だったなに、いざ社会に出て仕事を始めると、同僚よりも優れているとは限りません。
学校で優秀な成績を収めるには、古い方法をマスターする必要があるのです。一方でキャリアを気づくには、常に新しい考え方をすることが不可欠になります。
優秀な生徒は正しさにこだわり、間違うことを恐れていました。
学びをとめない文化
学び続ける人は、スコアをつけることをやめません。常に評価を下し続けるのです。
決断の結果がよくても、必ずしも成功というわけではありません。深い考慮がされていて、結果が伴っていれば成功です。
確証があれば行うという姿勢は進化を妨げます。ジェフ・ベゾスが株主への年次書簡の中で説明しているように、「もっともらしい結果を求めるかわりに、『賭けをしてみないか?』の問いから始まる実験をしよう」ということです。
学びをとめない文化の目標は、実験を繰り返して習慣化させることです。
将来の自己像のレパートリーを広げる
パートナー、親、メンターなど、だと一緒にセルフチャックをするにせよ、年に一、二度ほど立ち止まり、自分の願望がどのように変化してきたかを辿ってほしいのです。
過去に描いた未来図が現在に描くものと一致しないと判明すれば、計画を再考しましょう。
幸福を見つけようと躍起にならずに、人生への道を開いて欲しいと思います。
感想
サイト管理人
成功者の例を引き出しに、丁寧に思考術を教えてもらえます。
分厚いですが、そこまで難しい本ではないので、人生プランを立て直したい方におすすめしたいと思います。