書籍「超リーダー力」

※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。

はじめに

従来のリーダーシップは

  • グイグイと引っ張る
  • 頑張り続ける
  • チームはすでにあるもの
  • 月曜日の朝礼で「ノルマ」を伝える

現代のリーダーシップは

  • 人の強みを認めて活かす
  • おもしろ、おかしくが大切
  • チームは作るもの
  • 金曜の夕礼で「ご苦労様です」を伝える

 初めて部下を持ったリーダーは現代のリーダーシップを実践することで、パフォーマンスが上がるでしょう。

書籍情報

タイトル

はじめて部下を持った人のための

超リーダー力

著者

大西みつる

株式会社デザインリーダーシップ代表取締役CEO
立命館大学経営学部客員教授

 社会人野球の監督を経験しチーム作りに大苦戦しました。その体験からリーダーシップ開発の重要性を強く感じ、リーダーシップを学びます。
 株式会社ヒューマンクエストを設立して以降、大企業をはじめ4,500人以上のリーダーと向き合う日々を送っています。

出版

ぱる出版

人の強みを認めて活かす

 「引っ張る・まとめる」という固定概念と呪縛から解放されて、気分をスッキリさせましょう。

 今の時代、指示されたことだけを行うに留まらず、メンバーそれぞれが自分で考え、自分の判断で行動することが求められています。

 リーダーシップとは、人の個性や強みを認め、引き出し、その人の強みを活かすことに他なりません。

おもしろ、おかしくが大切

 遊び心がない仕事は、やらされ感が強く、しかたないから義務的にこなしているという意識や行動になります。

 働く目的は、自分自身が幸せになることであり、自分の力を通して自己実現を図ることです。

 遊び心をチームに持たせ、創造性を格段に向上させて下さい。

チームは作るもの

 仲間が力を伸ばし発揮できるチーム作りが必要です。自主性や主体性を発揮できる方が高いパフォーマンスを上げます。

 チームになっているという状態は、誰でも自由闊達に自分の意見がいるということです。異なる価値観やものの見方を認め、リスペクトし合う関係になっていきましょう。

金曜日の夕礼で「ご苦労様です」を伝える

 理想は、月曜日の朝からチーム全員がバリバリ働いてアクセルを踏み込んでいるのが良いことなのでしょう。

 しかし、私たちはアイアンマンではありません。気持ちを切り替える環境づくりが必要です。休日に一番楽しかったことなどを話すことで心をウォーミングアップしていく、などの時間があってもいいのではないでしょうか。

 就業時間近くにミーティングを行い、「今週の自分の成果」をメンバーに話してもらうようにしています。ミーティングは自分なりに想像し、それを実行させていく必要があるのです。

 ミーティングはリーダーシップの影響力を与えることができます。やる気を出させたり、気持ちを切り替えさせたりできるのです。「害」の影響ではなく、「益」の影響を与えていきましょう。

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