書籍「投資の大原則」紹介 もう一度読んでみる

※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。

はじめに

 本書は、これまで投資をしたことのない方にも、経験のある方にも必読の書です。自分の思い違いや間違った行動がわかれば、自ずと投資は上手く行きます。

 ここに書かれているシンプルな原理は、多くの方が素晴らしい結果を得るのに役立ってきた方法です。

書籍情報

タイトル

投資の大原則

人生を豊かにするためのヒント

著者

バートン・マルキール

プリンストン大学名誉教授。

 大統領経済諮問委員会委員、プリンストン大学経済学部長、イェール大学ビジネススクール学部長を歴任しています。

チャールズ・エリス

大手公的・私的年金・財団等機関投資家向けコンサルタント。

 30年にわたり国際的戦略コンサルティング会社、グリニッジ・アソシエイツ社長を務めました。

訳:鹿毛雄二、鹿毛房子

出版

日経BP

まずは貯蓄をしよう

 この方法ならお金が貯まります。まずは節約です。

  • 生命保険に入るならインターネットで契約する 経費が少ないので安い
  • 中古車か今までより小さい車を買う
  • ちょっとした事故であれば、保険に頼らず自分で払う
  • 今年の支出は、2、3年前の支出以下に抑える
  • 積立額を年々増やしていく計画を実行する
  • 手数料の安い商品に投資する

市場以上に賢いものはない

 伝説の投資家バーナード・バルークこう述べます。

いつも安いときに買い、高くなったら売る、というマネジャーがいるとしたら、その人は嘘つきだ

 インデックス・ファンドは、詩情を構成するすべての株を買って持つ単純な投資方法です。投資対象の広いファンドが、手数料も安い良い方法だと考えてきました。長きにわたって証拠が積み上がっていき、インデックス・ファンドの良さを認めざるを得ません。

 アクティブ・ファンドの投資のプロは、経費を差し引けばインデックス・ファンドと同程度の実績をあげています。インデックス・ファンドはアナリストに高級を払う必要がないため、信託報酬を払う必要がありません。コストを差し引くと、アクティブ運用の投資信託はインデックス・ファンドのリターンに勝てないのです。

分散投資

 お勧めは、広範な業種を網羅したさまざまな会社の株を保有する投資信託です。他の種類の資産を持っていれば、同様にリスクを軽減できます。

 インフレが進行するときには、不動産屋森林、石油といった、コモディティへの投資が、製造業の株式よりインフレヘッジの効果があります。製造業では素材価格の上昇で製造原価が上がり、利益率が下がるからです。

 こうしたリスクヘッジを行う手段として、幅広く分散されたファンドに投資しておけば全てを含むことになります

長期投資で成功するためのカギ

 長期的に成功するためにできることは、コストを抑えることです。自分で建てた投資方針をしっかり守っていきましょう。

  1. 分散投資
  2. リバランス 定期的にチェックして比率を考える
  3. ドル・コスト平均法 定期定額長期積立投資
  4. インデックス・ファンド

 以上の4つの成功のカギがあります。忍耐力と継続こそが大切です。この投資の大原則に基づいて長期方針を立て、しっかりと実行しましょう。

感想

サイト管理人

サイト管理人

長期投資のバイブル本をもう一度読んでみました。

他のどの長期投資の本も同じことを言っているような気がします。

分かりやすく、投資を始めたい方に特におすすめの書籍です。

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