※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。
はじめに
かつてない資産インフレ相場がやってきます。日本もすでに食品などを中心に値上げが相次いで始まっているのです。最近の1ドル130円台をつけている円安の影響もあって今後ますます輸入インフレが続くことが予想されます。
日本人の個人金融資産は1000兆円の大台を突破しています。そのお金が株式市場に注入し始めているのではないかと思うのです。その兆候が出始めています。
資産インフレが将来実現するれば、格差が広がり株価や不動産価格が予想を上回って上昇することになるのです。
目次
書籍情報
タイトル
史上最強の資産インフレ相場で大化けする日本株を買え!
大円安・インフレで1000兆円が動き出す
著者
菅下清廣
スガシタパートナーズ社長、投資家、投資戦略家(ストラテジスト)、近畿大学世界経済研究所客員教授。
政財界の新興企業やベンチャー企業の金融顧問を務め、経営者や個人投資家向けの勉強会を主宰しています。
出版
徳間書店
いまの円安は日本にとっては良い円安
1ドル130円程度の為替で、このくらいの円安水準だと日本にとってはメリットがあります。
円安になると輸入インフレが起こり輸入した価格が上がりますが、いまのかかう上昇はエネルギー価格や石油価格の上昇が原因なのです。実は円安で輸入インフレになっているわけではありません。
円安が物価に与える影響は25%ぐらいしかなく、残りの75%は石油価格なのです。
円安になると輸出産業が潤い、結果として設備投資の拡大につながります。設備投資は景気の4番バッターで、個人消費に次ぐ景気のプラス要因です。
製造業がどんどんモノを作りだして輸出するので、設備投資の拡大と雇用の拡大の好循環につながります。
10年単位で変わっていく時代推移
算命学には時代推移の法則というものがあります。どの国も10年ごとに変わっていくというものです。
憲法発布の年から10年は動乱の時代、次は教育、次は知恵、次は人材、を育てる時代だとされています。人材の次は経済確立期です。
経済確立期の次は庶民台頭期です。元禄時代みたいに庶民がとても潤う、そういう時期があります。バブルのような時期をむかけて遊んでいると、最後の10年の権力の時代に押さえつけられてしまうのです。
日本の時代が復活する
米中対立の新冷戦で日米欧のお金は中国から流出するでしょう。これからは中国が必ずしもお金の増える国ではなくなります。お金の預け先に安全な国を選択するとなると日本が選ばれる可能性があるのです。
日本の個人資産1000兆円が動き出します。資産インフレの時代です。日本人だけはまだピンときていません。マスメディアによるネガティブキャンペーンの影響も大きいでしょう。
実際に資産インフレになって、日経平均が4万円を突破したら、みんな日本株にきます。2035年ころまでには、波動から見て日経平均株価が8万円になると思っています。
これが楽観シナリオです。
悲観シナリオもありますが、楽観シナリオのが実現する可能性が高いと予想していますが、常にニュースを見て悲観シナリオの兆候がないか確かめています。
2022年後半からの投資で有望な4つのテーマ
- 資産インフレ関連株
- 高利回り資産株
- マネーゲーム関連株
- DX・デジタル&グリーン国策関連株
株主初心者の方が入ってくる可能性があるのは、高利回りの資産株に入ってくる可能性が高いです。積立型の投資信託にはすでに入ってきています。とくにいまはドル建ての積立型の投資信託が人気です。
円安のトレンドは中長期的に続くと思われます。アメリカの金利は上がることはあっても、下がることはほとんどないからです。
株価は受給で上がります。特需による市場関連上がる銘柄は、資産インフレやマネーゲーム関連が多いです。日本郵船の株を1000株買えば1000万円で、その灰とは100万円になるます。20%の源泉分離課税を引いても80万円の配当を3月決算で受け取っています。
機関投資家は日本郵船のような株を山ほど持っています。出来高、流動性もあるからです。しかし、戦争が終われば急落する可能性があるので要注意です。
感想
サイト管理人
円安だから海外から物を買う分には、不利です。でも輸出に関しては特需になります。特需になる機関も増えるでしょう。日本株にも特需なものがあるのです…そういう教えの本だと思います。
動画配信やブログ、もしくは書籍などで紹介される個別銘柄に投資するのは、かなりリスクの高い行為なのでオススメはできません。
ですが、参考にされる分には勉強になると思うので、気になった方はチェックしてみて下さい。
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