※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
現代の世界で大金を稼ぐ方法を伝授することです。
私はブルックリンの学校では劣等生だったが、苦労してテクノロジーの世界に入り込み、7回の幸運に恵まれて何千万ドルも稼ぐことができました。
多くの人が私は運に恵まれたといいます。そのようなことを言う人全ての意見に少しずつ賛成です。
テクノロジーのアウトサイドに入り込み、ここでうまくやっていく方法の裏表をよく知っています。こういう本を書くには適任です。
書籍情報
エンジェル投資家
リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか
第1刷 2018年7月16日
訳者 滑川海彦、高橋信夫
発行者 村上広樹
発行 日経BP社
発売 日経BPマーケティング
ブックデザイン 小口翔平、岩永香穂(tobufune)
編集 中川ヒロミ
作成 アーティザンカンパニー(株)
印刷・製本 図書印刷(株)
ISBN978-4-8222-5572-5
総ページ数 365p
ジェイソン・カラカニス
エンジェル投資家
日経BP社
エンジェル投資
立ち上げ最初期の非公開企業に投資し、投資した以上のリターンを得ることが、エンジェル投資といいます。
マーケットにフィットしていて、すでに数百万のユーザーがいる優良スタートアップ企業なら、子女からほぼ無限の資金を調達できます。
一方、実績ゼロでやっとチームを組んだばかりのスタートアップの場合、資金の出し手はリスクをいとわないクレイジーな人間、つまりエンジェル投資家だけです。
つくったばかりのチームの場合、企業価値がどれほどのものになるのかは、誰にもわかりません。
金がわずかしかなくても投資
資本政策表に掲載されるためのいちばんシンプルな方法は、スタートアップの株を買えばいいのです。
エンジェル投資家として始動したときに出会う可能性が高いのは、資金集めに苦労している創業者でしょう。
最初はできるだけ多くの起業家に合い、投資する案件はできるだけ少なくするべきです。
文無しでも資本政策表に載る方法は2つあります。創業者になることと、スタートアップの社員となりストックオプションを得ることです。
確率から言えば、創業者が大きな利益を手にできる可能性は非常に低いです。長期にわたって投資を続けるエンジェル投資家やベンチャーキャピタリストに有利できています。
もちろん、エンジェル投資家として成功するためには、知識・経験といった資産を組み合わせて活用する必要があるでしょう。
10億ドルの創業者を見つける
Image by Steve Cliff from Pixabay
どの会社が停滞せず燃え尽きもせずブレークするかわかる人は、シリコンバレーにもいません。
ですが、大成功の見込みがない創業者やアイデアは比較的容易にわかります。スケールの小さなアイデアと元気のない創業者を排除します。
どの会社が次のグーグルやウーバーやフェイスブックになるのかはわかりませんが、とてもスケールの大きいアイデアには倍賭けするわけです。
投資先200社のうちの1社が、リターン全体の99.9%以上を生み出します。それがエンジェル投資です。
最初の10件の投資先を見つけるために何千ものミーティングをこなし、そのひとつが5000倍になって返ってくるかもしれません。
月次報告書の重要性
駆け出しのCEOは、終わりのない低レベル恐怖感に襲われます。何年も追いかけていた投資家たちとのミーティングを避けるようになるのです。
金を渡したスタートアップから送られてくる月次報告書よりも、投資を見送ったスタートアップから送られてくる月次報告のほうが多いのです。
報告が簡潔で洗練されているほど、エンジェル投資家が助けてくれる可能性はあります。人から必要とされてたがっている投資家は多く、月次報告をしてもらいたいと考えているのです。
月次報告すら送れないくて会社の舵をきれるわけがありません。
報告を受ければ、フォローコメントを書く人情くらいはあってよいでしょう。うまくいっていることはポジティブに、何かを失ったときは思いやりを示します。
似たような経験があるかどうかにもよりますが、役に立てる方法は必ずあります。プライドがあり、指図された子どものように感じるでしょう。けれど、結果を得るために必死で考えてくれる可能性が高いです。
感想
サイト管理人
1/200しか成功しないリスクをとって、富を得ようと考える投資家の考え方です。ハイリスク・ハイリターンを本気で狙う投資法だと思います。勝率でいったら、競馬よりありません。
リスクなしに富を得ることは不可能に近いと、富を得た投資家が共通して言うことです。おそらく、多くの人に当てはまるのでしょう。
個人的には、ローリスク・ローリターンの投資法で、年々膨らんでいく資産を目の当たりにすると、そんなリスクとらなくても幸せにあれるなとも感じます。
すぐにでも、お金持ちになりたい、アクティブに投資したい、そんな方が参考になさると良いと思います。
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