※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。
はじめに
メタバースはいいこと尽くめのサービスではなく、立ち向かわねばならないリスクもたくさんあります。
本書では、メタバースに飛び込んでいくことができるように、楽しい筆致で描きました。皆様の学びに役立てば、幸いです。
目次
書籍情報
タイトル
今世紀最大のビジネスチャンスが1時間でわかる!
メタバース見るだけノート
監修
岡島裕史
富士総合研究所勤務、関東学院大学経済学部准教授・情報科学センター所長を経て、現在、中央大学国際情報学部教授。
出版
宝島社
疑似現実が普及した世界
AR(拡張現実)の拡大はウェアラブルデバイスの普及にかかっています。メガネ型のデバイスを通して、現実の空間にバーチャルを加えて生活を豊かにするものです。
スマートグラス(メガネ型のデバイス)を通して、架空のペットを表示したり、自動車の運転をナビゲーションしたり、ショッピングモールのテナントの評価を表示したりできます。
ロボットのペットを飼うよりもさらに飼い主の負担が少ないので、デバイスの進歩と共に普及するでしょう。
コンテンツビジネスが転がっている
メタバースのプラットフォーム構築において、GAFAMのようなビッグテックが有利です。
そのプラットフォームで提供する動画や音楽、絵画やキャラクタースキンなどのコンテンツビジネスが転がっています。
また、たくさんのユーザーが集まるので、広告主などが集まりやすく広告業のチャンスもあるのです。
居心地の良いコミュニティを選べる
SNSは不特定多数との接点を得やすく、比較的簡単に関係性の構築や維持が出来ます。しかし、些細な事で炎上したり、個人攻撃にさらされる危険性があるのです。
現実社会では、直接出会える人間は限られていて、炎上などに繋がる危険性は低いものの、同じ価値観や趣味を持った気の合う人を見つけられる確率は低く、関係性の構築や維持にも骨が折れます。
メタバースでは、目に見える形でクローズドな環境を設定できるので、自分にとって心地の良い仲間だけが集まるのです。現実に近い臨場感を味わいつつ、共通の趣味を持った人と良い時間を過ごすことができるかもしれません。
日本の企業がメタバースで勝ち抜くには
結果として仮想世界は一般の人が入りやすいミラーワールドと、マニア向けのメタバースにわかれます。
サブカルチャーにおいて高い評価を得ている日本企業は、メタバース上でブランドになることができるのです。各国が追い上げようと必死になっていますが、サブカルチャーの支配圏は日本語となっています。
メタバースに関するアバターに関して3Dモデルのファイル形式で世界的に強い影響力をもっているのが「VRM形式」です。これは日本のドワンゴが主導して生み出されました。
これまで積み上げてきたサブカルチャーの歴史が重要なキーポイントになるかもしれません。
感想
サイト管理人
仮想空間でコミュニケーションをとったり、疑似体験できるといった使い道のほかにも、いろいろと変化が起きるようです。
非常にわかりやすく説明されていて、文章も長くないので本当にサクッと読めるのです。(ただ1時間では無理です)絵だけ追っても、吹き出しなどが足されていることで内容が入ってきます。
メタバース入門書とは、この書籍のことをいうのではないでしょうか。
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