目次
書籍情報
タイトル
損をしない人の考え方
著者:権藤優希(ごんどう・ゆうき)
株式会社シーマネジメント代表取締役。都内で飲食店、オーガニックショップ、講演会、ビジネストレーニング事業などを多岐にわたって展開する。福岡県久留米市埋めれ。大学卒業後、日本電気株式会社(NEC)に入社。新人最速で大型案件を受注し、注目を集める。NECにおいてさまざまな賞を獲得した後、4年目に独立。企業後はNEC時代のノウハウを活かし、営業の事業において、半年間で業界内世界2位の記録をつくる。自身の経験をもとにおこなわれる講演会は大人気で、20~30代の若者を中心に、500人規模の講演会を毎月開催している。最近ではオンラインサロン「ごん×櫻井のモテモテ塾」も注目を浴びている起業家。著書に『自分で決める。』『心が強い人のシンプルな法則』『「話すのが苦手、でも人に好かれたい」と思ったら読む本』(きずな出版)がある。
そでより抜粋
出版
きずな出版
はじめに
「いい人を演じた結果、損する人」がいるのに対して、「いい人を演じた結果、得する人」は少ないという現実があります。
うまくいく人は、正当な努力を評価され損することのない人です。
得する人の特徴の1つに、人から助けてもらうことが上手というものがあります。実は、損する人と得する人の差はわずかなものなのです。
この書籍はこんな人に読んでもらいたいと書かれた本になります。
- がんばっているのに、なぜか損をする
- いい人を演じて疲れてしまった
- 人の目が気になる
- 人に助けてもらうのが苦手
- 損はしていないが、得する人にはなりきれていない
いつも得をする人へ変革を遂げましょう。
あなたが損をしてしまう5つの理由
ひとからどう見られているかを気にしているから
SNSのツイッターやLineといったツールを返して、他人に時間を奪われています。ひとの目を気にしすぎているのです。自分のことに取り組んでいる時間を増やしましょう。
自分を出し切っていないから
不要なものは排除される時代になりました。ギリギリまで個性を出してアピールしてください。
なんでも自分でやろうとするから
ひとは貢献できる場所を必要としています。自分が不得意なことでも、他人にとっては得意なことはあるのです。他のひとの力を借りて物事に取り組んだ方が、結果を作りやすいのです。
自分のことを満たしていないから
自分できめたことを達成するクセをつけましょう。
確実にできる小さな約束ごとから始めと良いです。
- 元気なあいさつ
- コンビニは1日1回しか行かない
- 2次会に行かない
- 寝る前に読書10分する など
何か、もの足りないから
目立って悪いことがないけれど、印象に残るものがない人がいます。けれど、才能は作れるのです。
80点の特技をつくる。才能が無くても、続けていると、飯が食えるようになっていくものです。
ギャップを明確に持ちましょう。最初はマネすることからはじめて、次第に一部をオリジナルにしていって下さい。
自分特有のアイテムを持ちましょう。マリオなら赤い帽子が目印になっています。
損をしないために知っておくべき大切なこと
時間を自分のために使えるか
惰性でお付き合いしてはいけません。上司に付き合って飲み歩く必要はないのです。惰性で付き合っても、自分が豊かになることはありません。
セカンドスクール、読書、ジムで汗を流す。といった、自分のことになる時間の使い方をしましょう。
影響を受けるひとを決める
苦手なひとからは逃げてかまいません。
けれど、相手の意見が違っても、理解に努めましょう。共感はしなくてもいいです。
メンターを見つけて、そのひとの意見を受け入れて行動してみるのもいいかもしれません。
即答できない件は曖昧にして逃げましょう
Yesマンで損をするより、「いや、ちょっと…」と曖昧して自分を守りましょう。
目的から考える
何に時間を使うかを考えましょう。目的・目標のために動いていると、達成にしかエネルギーが向きません。
目的・目標は具体的に、肯定的に決めるうえでノートや紙に書いてみましょう。
ナメられているから損をする
相手の目を見てしゃべるようにしましょう。
みんなの自由を守るルールで縛られている
みんなの自由を守るルールが時を重ねるごとに積み重なり、身動きがとれなくなっています。
今、自分にできることに目を向けることが大切です。
自分のルールに変換して、面白がる力をつけていきましょう。
「得する」テクニック集
- 人生のコスパを考える
- 「SNSは夕方の15分のみ」などと決めてしまって、あとは物事を自分の頭で考えるクセをつける
- 影褒めする
- 会社に求める条件を良くするのではなく、自分の魅了を磨がく
- 1日の仕事をスタートする前に、20分考える
- 得するひとは、すべてを前倒しにしておわらせる
- 最初は効率が悪くても「効果」を追うこと
- 繰り返し失敗して、成功に近づく
- がんばってしゃべらない
著者は、会社員で働いて月給25万円稼ぐのと、起業するのとではどちらがコスパが良いか考えて、事業展開しました。
「得する人」になるための具体的な考え方
子どものことから「校則だから」とルールを守って暮らしていたため、自ら考える機会を失う教育がなされています。これでは、大人になったときに損するひとになってしまいます。
損する人同士でいてはいけません。どんどん損のスパイラルが増していきます。
得する人同士でつるみ、稼ぐ人脈をもって下さい。居心地が悪く環境の良いところで、自分を成長させるのです。
あなたはどのレンガ職人に仕事を頼みたいですか?
- レンガ職人1「この仕事は腰は痛いし、手はこの通りだ。」
- レンガ職人2「今、大きな壁をつくっているのさ。」
- レンガ職人3「歴史に残る偉大な協会をつくっているです。」
やらなくてはいけないことをたのしんでいるのが、成功者といえます。
ストレスを感じさせる存在はいます。そんなひととの共存はゲームだと思って、楽しみましょう。
損をする人は、仕事のタスクが降ってくると起こります。
得をする人は、会社がよくなるためならと引き受けます。
ライバルがいるとしたら、喜んで応援しましょう。自分の成長と精神状態にプラスです。
途中で物事をやめる人の特徴があります。隣の芝生が青く見えはじめて他の方法を探しはじめてしまう、すぐにいい訳をするなどです。自分の力不足を認めて、3年は続けてみましょう。
90歳のレジェンドが30歳の若造の考え方を、熱心にメモしていました。謙虚に学ぶことは大切です。
いつもご機嫌でいることです。笑っているひとには、いいことが起こります。
「損をしてしまう人」から卒業する力
がんばる力
- Money お金
- Medal 承認欲求
- Mission 使命
- Message 届けたいメッセージ
がんばる理由がないと、絶対にサボります。
無形の資産を蓄える力
- 集客の準備ができている
- 資金集めの方法を知っている
コミュニケーション能力
- ひとを前進させる力
- ものごとを前進させる会話ができる力
- 聴く力
- 自分とは誓う意見を持った人と出会っても、まずは理解に努める
- 人間関係を着地させる。いいひとである必要はありません。
ビジョン力
- なぜ人と会っているのか
- なぜ人脈を増やすのか
- なぜ起業するのか
たくましい力
- 失敗しても凹まない
- 批判は、うまくいくにつれて必ずでてくる。慣れるしかありません。
集客力
- 世の中は「何を買うか」→「誰から買うか」にシフトチェンジした
- 自分で仲間と手を組み、コミュニティをつくっていく
- 同志をつくる
- コミュニティを武器に、世界の中の企業と手を組んでいく
継続力
- 目的を明確にする
- ひとに宣言する
- 小さな目的を達成していく
- メンターを見つけることも継続するコツ
- 3年継続すること
- 楽しくなるまでやったら、何をしても成功する
モチベーション力
- ひとのモチベーションの賞味期限は48時間
- 大事なことは、行動に移すこと
- 行動せざるを得ない環境に身を置くこと
- 1日1個、何かやめてみると、新しいことに取り組みやすくなる
ちょっとおかしい力
年収1000万円以上は、全体の人口の5%です。普通に稼いでもたどりつけない領域となっています。
ちょっとおかしいくらいで、丁度いいのです。
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