※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。
目次
書籍情報
70歳をすぎたら、もっと自分らしく食べて豊かに暮らす
ナツメ社
- はじめに
- 「食楽懐石 風土庵」店主 野堀敬香子さん(69歳)
- “食文化”が薫る古民家の家庭料理
- 春野菜の煮込み
- ごちそうサラダ
- ひじきの煮物
- “食文化”が薫る古民家の家庭料理
- 美容家 浅香純子さん(69歳)
- 人とのつながりで笑顔あふれる暮らし
- 卵とキャベツのサンドイッチ
- スパニッシュオムレツ
- セビーチェ
- 人とのつながりで笑顔あふれる暮らし
- カフェ『ラビラント」店主 山上悦子さん(71歳)
- 地元の滋味が彩る
- 須坂のごはん
- にらせんべい
- 長いものごまクリームソース
- 生きくらげの白あえ
- いもなます山上家風
- 写真家 奥谷 仁さん(73歳)
- 旅する写真家の愛蔵レシピ
- 奥谷流ペペロンチーノ
- ローストビーフ
- シューマイ
- 旅する写真家の愛蔵レシピ
- 農家 一ツ谷泰次さん(73歳)
- 野菜作りも料理も研究するのが好き
- 特製ギョーザ
- 麻婆なすドリア
- 野菜作りも料理も研究するのが好き
- 「桃花源』主宰 伊藤千桃さん (74歳)
- 庭の自然が息づく日々のごちそう
- 丸鶏の塩釜
- ふきのとう
- みそしょうがみそのディップ
- 庭の自然が息づく日々のごちそう
- 海洋環境エンジニア 金巻精一さん(75歳)
- 海の技術者が作る魚を味わう食卓
- もずくの卵とじ
- さんまのロール焼き
- たこのやわらか煮
- 海の技術者が作る魚を味わう食卓
- 「リストランテ アルポルト』 オーナー 片岡護さん(75歳)
- 食を扱う仕事柄健康管理はしっかり
- 基本の野菜だしブロッコリーのパスタ
- きのこのリゾット
- 和ミネストローネ
- 食を扱う仕事柄健康管理はしっかり
- ハーバルセラピスト 福間玲子さん(77歳)
- ハーブの香りで暮らしと体を整える
- 庭のブーケガルニでポトフ
- レモンのコンフィ
- 大豆ミートでハーブ唐揚げ
- ジェノベーゼそうめん
- ハーブの香りで暮らしと体を整える
- システムエンジニア 柿沼耀子さん(78歳)
- 保存食や常備菜作りが仕事の気分転換に
- 焼き豚
- 中華ちまき
- ロシア漬け
- ひよこ豆のスープ
- 保存食や常備菜作りが仕事の気分転換に
- 作家 東理夫さん(83歳)
- 執筆、音楽、そして食を楽しむ鎌倉暮らし
- ピッツァ・ヨラ
- えびとほたてのソテー
- スナップえんどうのチーズがけ
- 玉ねぎの冷製スープ
- 執筆、音楽、そして食を楽しむ鎌倉暮らし
- 「祐成陽子クッキングアートセミナー』 校長 祐成陽子さん(85歳)
- 皆さんの行く道を明るく照らしたい
- ピーマンとなすの丸ごと焼き
- 漬物ステーキ
- うなぎ豆腐丼
- 皆さんの行く道を明るく照らしたい
書籍紹介
年を重ねるにつれて、味覚や消化能力が変わることは確かですが、それは新たな食の冒険の始まりとも言えます。例えば、甘味や塩味に対する感度が変わったとしても、それを補うような新しい調理法や調味料の組み合わせを試してみることによって、食事が楽しみの源になることができます。
レシピの掲載
さらに、健康的な食生活が長寿や健康維持にどれほど寄与するかについても触れられています。ただ長生きすることだけでなく、質の高い生活を送るための食事計画や、適度な運動とのバランスについても考察されています。特に、栄養バランスを考慮したレシピや、食材選びのポイントが詳細に書かれており、高齢者自身やその家族にとって非常に実用的です。
食を通じて自分らしさを再発見し、それを生活のあらゆる面に反映させることの重要性を教えてくれます。70歳を過ぎた後も、食事が自分を表現する手段であること、そしてその食事が健康と幸福にどれだけ貢献するかを理解する手助けとなります。
試し読み
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
ローストビーフ 写真家 奥谷さん
ローストビーフにもにんにくを加えるのが奥谷さん流です。手軽なのにジューシーに仕上がります。
なぜ料理上手になったのかを聞くと、一流の先生たちとの出会いがあったそうです。なんでもレシピ本の撮影も多く、シェフから教わった家庭料理が多いとのことです。
簡単なのに本格的な仕上がり ローストビーフ
材料
牛ももかたまり肉 300g
塩・こしょう 各適量
にんにく(すりおろし) 1かけ
- 牛肉は表面にフォークを刺して穴をあけ、全体に行きわたるように多めの塩をすり込む
- こしょうをふり、にんにくをすり込んだら、湯せん調理可能なジッパー付き保存袋に入れる
- 厚手の鍋に湯を沸かしたら火を止め、②を投入し、ふたをせずに約20分おく
- フライパンに保存袋から取り出した牛肉を入れて、表面に焼き色が付くまで焼く
- 粗熱が取れたらアルミ箔で包み、冷蔵庫で1時間以上冷やす
朝の散歩は友人と
柿沼さんは15年前からほぼ毎日、散歩をしています。5時45分に起き、6時15分ごろに家を出ます。近所に住む友人も同じ時間帯に散歩をするので、どこかで会ったら一緒に歩いて、朝ごはんを食べることもあるようです。出会えたらよし、出会えなくてもよし、鎌倉の名所を気ままに歩く楽しい朝散歩です。
やさしい味わい ひよこ豆のスープ
材料
トマト缶(カット状) 2缶(800g)
ひよこ豆(乾燥) 200g
鶏もも肉 250g
玉ねぎ 1個
しいたけ(生) 4枚
白ワイン 1カップ
固形ブイヨン 2個
塩・こしょう 各適量
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ・ペッパーソース 各適量
※アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ・ペッパーソースは、ハーブ・スパイス・唐辛子等を混ぜた香辛料
- ひよこ豆は洗い、ひと晩浸水し、ザルに上げておく
- 鶏肉、玉ねぎ、しいたけは1cm角に切る
- 鍋に①、②、トマト、白ワイン、ブイヨン、塩、こしょうを加えて約2時間煮る
- 好みでアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ・ペッパーソースを加えて味をととのえる。器に盛ってからペッパーソースをかけてもいい