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※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
書籍情報
確実にお金を増やして、自由な私を生きる!
元外資系金融エリートが語る価値あるお金の増やし方
発刊 2023年10月25日
ISBN 978-4-04-606479-0
総ページ数 223p
肉乃小路ニクヨ
経済愛好家、ニューレディー、コラムニスト。金融業界で10年以上勤務し、お金のプロとして様々な提案を行う。証券会社、銀行、保険会社などを渡り歩き、夜は新宿2丁目の夜の社交場で、人間観察力を磨いた。42歳でフリーランスとなり、メディアで活躍。
KADOKAWA
- はじめに
- 第1章【貯める】お金を使いながら無理なく貯める方法
- お金を貯め始める前に必ずやるべきこととは?
- コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスを意識した生活
- 現在はシェアリングエコノミーが大充実。さらにお金を貯めやすい
- 固定費で大きい住居費。持ち家か賃貸か問題
- その他の固定費の節約。狙い目は教育費をどう抑えるか
- 悪い人間関係のために変動費を浪費しない
- 自分でできる強制貯金シミュレーション
- column1 私だけが使っている「ニューレディー」の肩書
- 第2章【使う】自己投資にしっかりお金を使うのが正しいお金の消費
- お金は人を幸せにする道具。使わないと意味がない
- 経営目標を定めた方が人生は豊かになる
- 私の中のプロフィットセンターとコストセンター
- 自己投資をする際は自分の時間を安売りしない
- 20代は集中的に自己投資。30代以降はコスパとアップデート重視で
- 一人で勉強する以外の楽しい自己投資
- コスパよくお洒落な身だしなみの整え方
- お金を増やす最終手段は「健康維持」
- 人生最大の買い物になるかもしれない不動産について
- みんなが気になる!住宅ローンは変動、固定、どっちがいい?
- 節約よりも自分の起源を大切にしてお金を使う
- 手取り月給別 ニクヨ的支出シミュレーション
- column2 変わるために消化する時間を確保する
- 第3章【稼ぐ】自分を高く売る!時代が変わっても変わらないお金の稼ぎ方
- 「稼ぐ!」「働く!」労働ほど素敵な行動はない!
- 稼ぐのに必須!自分用パソコンを手に入れる
- パソコンは10万円以下でOK。新しいものを定期的に買う方がいい
- いい子ぶらずに適正な報酬を得て
- 退職金よりも正当な評価を得ているかどうかが大事
- 体力的に余裕がなければ副業はしない方がいい
- 向いていないと思っていた「営業」に救われた
- column3 貧しいことは恥ずかしくはない。だけど
- 第4章【増やす】本物の自由を手に入れる!お金を増やす最初の一歩とは
- お金を増やす魔法はないけれど…。少しでも有利な運用を狙って
- 1000万円を1年銀行に預けても80円しか増えない現実
- 初心者がとっつきやすい外貨預金。損したときのダメージが大きいFX
- 決まった年数、低率で運用する債券でお金を増やす
- まずは証券会社で口座を開こう。今の株券は全て電子化されている
- 推し活的に株を購入するのがニクヨ式
- 投資家から集めた大きなお金を運用する投資信託
- どういった資産の投資信託を買うべきか
- 貯蓄性保険と個人年金保険でお金を増やすには
- 本命投資にはできないけれど知っておきたいコモディティ
- ニクヨおススメ!投資信託でお金を増やす方法
- 難しい買い時のリスクを下げる〝コツコツ買い〟
- 年代別・確実にお金を増やすシミュレーション
- おわりに
はじめに
お金を使っていると、どんどん幸せになっていきます。周りの人たちや自分が置かれている環境も整えたくなるのです。そのためには、もっとお金が必要になってきます。
不思議なことに、必要とし大切に扱う人のところにお金は集まってくるのです。
悪い人間関係に変動費を浪費しない
変動費は毎月変わる費用のことで、外食や交際費、洋服などの日用品の購入です。
特に一緒にいて愚痴を言いあうだけの関係とか、悪口ばかり言う関係にお金と時間を使う人が多いと感じています。もちろん、それが楽しいのでしょうが、お酒で失敗したり、後に金銭的に後悔することになるでしょう。
悪友たちと距離を置くのは最初はさみしいかもしれません。しかし、その時間を読みたかった本、観たかった映画、行きたかった場所、気づきや新しい出会いを求めるのに使うと、満足度が高いと思います。
ひとりきりで散財するのは難しいことです。孤独な時間に情報を仕入れて面白い人間になりましょう。
自分の機嫌を大切にする
光熱費の節約や、コンビニの利用禁止など、コストセンター的な固定費を抑えるのも大切ですが、それで我慢ばかりの生活を強いられるなら、やらない方が良いのです。
ありがたいことに、電気代をはじめとする水道光熱費は実はそんなに高くありません。そこの節約に頑張ったところで月に数千円という違いだったら「快適」を重視した生活の方が良いと思います。コンビニで手軽に買い物をするのも楽しいものです。
自分の機嫌をそこねて仕事が嫌になってしまう方が損失です。仕事を頑張れば、数百円から数万円の費用は回収できます。快適さを重視しながら生きるほうが、楽しいです。
体力に余裕がなければ副業するな
サラリーマンは本業で出世をしていくのが一番の収入アップであることは間違いありません。しかし給料があがることがなく、福利厚生がしっかりしていて、副業OKな会社であれば、副業も選択肢に入ります。
ただ、副業ありきの生活を選択すると、月の休みの日がゼロということもザラです。体調も崩しやすくなるでしょう。
そうはいっても30代後半から40代前半まで無理していたから、今の私があります。やりたいことがあって、体力的に余裕があるのなら、少し無理をしても副業に挑戦してみるといいと思います。
本来の効率で考えるなら、本業で出世か転職をして給与を上げる方がいいことは覚えておいて下さい。
年代別、お金シミュレーション
20代会社員、独身の場合
- 月4万円貯金して、」まずは現預金300万円を貯める。
- 300万円は手を付けずそのまま。
- 毎月3万3000円ずつ「つみたてNISA」で全世界型株式のインデックス連動ファンドに入れる
- 毎月2万円「iDeCo」で日経平均株価連動の株式型の投資信託に入れる。
- ボーナスは自己投資に使う。
30代会社員、独身の場合
- 貯金があることが前提。ない場合はまずは現預金500万円を貯める
- 500万円の預金は維持する。
- 毎月3万3000円ずつ「つみたてNISA」の全世界型株式のインデックス連動ファンドに入れる。
- 毎月2万円「iDeCo」で日経平均株価連動の株式型の投資信託に入れる。
- その他1万円を投資信託のつみたて投資に。米国株のS&P500に連動した株式型の投資信託に入れる
- ボーンバスは半分投資に。
50代会社員、子ども1人
- 夫婦で最低1000万円の貯金は確保
- 投資は株式の割合を減らし、債券のウエイトを高める。
- 毎月6万6000円ずつ「つみたてNISA」でGPIFの基本ポートフォリオと同様の構成の投資信託を買う。
- 「iDeCo」でも毎月4万円ほどGPIFと同様のポートフォリオの投資信託を買う。
- 子どもの学費は既に貯めたものを活用。
- ボーナスも使わない分は前述の投資信託をつみたてで買い足す。
- 50代からは健康にも投資。
- 体に良い食事を続けられる準備をする。
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