※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
2004年に株式投資を始めました。当時は現在とは違い、くわしくて参考になる投資情報に簡単にアクセスできるような環境ではなかったのです。
試行錯誤しながら手探りで株式投資をおこなっていました。相場が堅調なときは、何を買ってもリターンがついてくるものです。配当分くらいはプラスだったのです。それも2006年のライブドアショック、2007年のサブプライム危機、2008年のリーマンショックで、運用益は大幅に目減りします。
それからは、株式投資や資産運用に関する書籍を読み漁り、受取配当を増やすことを軸に据えた投資手法に変えたことで、安定的な運用ができるようになりました。
様々な投資手法が存在していますが、再現性があり、シンプルで誰にでも真似できて、投資初心者でも理解できることを大切にしています。
書籍情報
半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資
長期株式投資
KADOKAWA
決算短信をチェック
作者: ムラサキーノ🇮🇹
- 1株当たりの当期利益を確認し、今年度のEPSが前年度よりも成長しているか。
- 今度のEPSよりも、次期予想EPSが成長しているか。
- 年間配当金を確認し、年々増加しているのか、減配になっていないか。
上記の3点を把握しているだけで、投資の制度に相当な違いがでてきます。ここをしっかりと理解したうえで、バランスシートやPL、キャッシュフローを確認して使いこなせるようになると良いでしょう。
使いこなせるようになれば、経営状態、負債状態、会社のお金の流れを大まかに把握することができるのです。
うまくいかなかったときのために
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投資指標例
●配当利回りに納得できるか
●EPSは成長しているか
●PERは過去5年レンジで低い水準か
●自己資本比率は業界平均と比べたか高いか
●売り上げ高営業利益率は10%以上か
●VIX指数は40以上か
●日経平均PBRは1倍以下か
どのような仮説をもとに投資したのか、メモを残すようにしていきましょう。
試行錯誤をするために投資指標をチェックしておき、次の投資に活かせることが大切です。
ポートフォリオをつくる
3STEP
1.20銘柄を1株ずつ買う
2.各銘柄への投資金額を均一に調整
3.キャッシュを含めてポートフォリオを考える
上記のステップで説明すると、1を終えた段階で各銘柄への投資金額にバラツキが生じます。そこで、2の作業、株価の安い銘柄を買い増ししていくことで、各銘柄への投資額を均一に調整していきます。3で投資金額が膨らんできたら、キャッシュを含めてポートフォリオのバランスをとるようにしてください。
キャッシュを含めてポートフォリオを考えるときに、投資余力を残しておくことで、暴落時にも機動的に対処できるポートフォリオが完成するはずです。
つみたて投資枠で何に投資するか
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つみたて投資枠での投資対象を考えていきましょう。年間投資枠は120万円で、投資対象商品は「積立・分散投資に適した投資信託」となっています。
投資信託の強みは、低い手数料で幅広く分散投資が可能なことです。誰でも平均点が狙える再現性の高さが魅力的な金融商品といえます。
平均点といっても、期待されるリターンは年6~7%もありますので、これは十分な数字です。
全世界の株式を対象とした投資信託は数多く存在していますが、ここでは、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」をオススメします。
株式投資では、絶対に儲かるという手法は存在しません。相場に慣れるまでは、少額ずつ買っていく方が無難だと言えます。
おわりに
1人でも多くの個人投資家が相場から退場させられることなく、着実に資産形成を進めて欲しいという強い想いがあります。
前作の読者からはたくさんの感謝の声をいただきました。本作も読み返していただき、株式投資のスキルを向上させてもらえればと思います。
感想
サイト管理人
お金を少ししか持っていない人が投資しても、あまり評価損益が増えていかないから、自己投資して稼げる方法を見つけた方が良いとする人も多くなってきた印象です。
私は、両方やればいいのではと思うばかりです。稼ぐのも大切にして、資産を増やしておくことも学べば、後々、かなり楽に生活できます。少額投資でも、売ることさえしなければ増えていくはずです。実際、複利の効果は凄いと思います。
株に関しては初心者ですが、正直、数年で驚くほどの評価額が表示されています。そんなに大きな金額を投資しているわけではありません。しかも、投信とETFだけです。そんなに参入障壁が高いことでもないので、投資をすることをオススメ致しますが、自由に投資に関しては判断してください。
自己投資して稼げる方法を見つける方が、再現性はかなり低いです。お金がなくたって、ビジネスできます。皆がやりたくない仕事をやれば、それなりに高い給与も貰えるはずです。
それはそうなのですが、、、
消費に関しては、欲しいものが次々と出てくるで、どこかで抑える必要があります。費用効果の高い大きな買い物から見直すことでしょう。そして、使わないお金を口座に入れておくだけでは、増えていきません。キャッシュレスで決済できることがほとんどの世の中で、それほど現金に執着する必要もないはずです。ほんとに、困らない程度に預金額があれば良いと思います。100万も要りません。
著者は個人銘柄を購入している人ですが、基本的に長期投資の考え方なので、著書を個人の資産運用の参考にされてはいかがでしょうか。
下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。
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