※ 毎朝、5分ほどで読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
年始に宣言したことを継続できる人は全体のたった8%です。
誰もが苦手としている継続ですが、大切なのは気合いではなく「やる気の根を絶やさないこと」だと思います。
書籍情報
脱・三日坊主で弱者でも勝てる
続けられる人になるための37の「やめる」
第1刷 2023年3月2日
発行者 和田智明
発行 (株)ぱる出版
印刷・製本 中央精版印刷(株)
ISBN978-4-8272-1387-4
総ページ数 190p
三浦孝偉
株式会社KOIコミュニケーションズ代表取締役。
博報堂に13年勤務したあと、独立しました。法人コンサル、副業・起業アドバイザーとして情報発信に力を入れています。
ぱる出版
最高のタイミングを待つのをやめる
私がアドバイスさせていただくクライアントは、サラリーマン+副業という形が一番多いです。
「半年の間に副業で稼げるようになりましょう」、「SNSで情報発信をしましょう」など、こういう提案をさせていただきます。
一定数の方は「今はタイミングが割るので…」とお断りをするのです。断り文句ならばいいのですが、言い訳にしてチャレンジ・継続をしない方のなかで、成果を出した人を見たことがありません。
やはり、成果を出す人は、すぐに行動を起こせる人です。
「投資は0円で」をやめる
個人が自由に発信できる時代になり「嘘の情報」が増えたことで、多くの被害者が生まれています。
世の中にはダイエット、英語、副業、どれもしっかりと指導してくれる組織や個人は、たくさんあるのです。私も、ビジネスの講義にお金を払うことがあります。
そういった自己投資にお金がかかる時に大事なのは、「餅は餅屋に聞け」という心掛けです。
専門家に対してお金を払って学ぶという判断も、選択肢の1つに入れてもよいのではないでしょうか。
我慢をやめる
「我慢」を美学にしすぎている人が多い気がします。日本の文化の問題や、幼い頃の経験が大きいのかもしれません。
しかし、個人でも働ける時代になり、組織に依存しなくてもよくなりました。
我慢してまで組織のために時間を使うことはありません。それよりは、我慢する時間を自分の目標や夢を叶えるための「努力の時間」に充てるべきだと考えます。
日々の忙しい時間に、いかに「我慢」ではなく「努力」だと思える時間を設けられるか?
判断し、選択し、行動し、継続するのは自分です。
自分を責めるのをやめる
「副業」は、「継続」との闘いです。継続さえできれば、何かしらの成果は必ずでます。
ただでさえ本業や家事・育児で疲れているうえに、さらにそこに負荷が加わるので、多くの方が挫折していくのが現状です。
だからこそ、成功者が少なく市場はどんどん膨らみます。
ただ、副業で成果を出すことは、サラリーマンで出世するより、家事・育児を毎日100点でやるより、遥かに少ない労力で達成できます。
だから、少しだけ継続してみましょう。
忙しいのに、「やろう」と思うこと自体が素晴らしいのです。
それでも、やる気の出ないときは、「やる気が出ない」=「危機を感じている」と思ってください。危機意識があれば、対策の練りようはいくらでもあるのです。
おわりに
個人事業主は誰からも何も与えてもらえないので、自ら学んで情報収集する必要があります。私自身たくさんの本に助けられながら、いつしか読む側ではなく届ける側に回ってみたいと思うようになりました。
継続という武器を1人でも多くの方に伝えたいという気持ちが強くなっていき、今回ついてに、夢であった出版が実現したのです。
1歩踏み出し、愚直に継続していってください。無理せず、小さな一歩から始めて継続できた人間は輝けます。
感想
サイト管理人
私も読書とアウトプットを継続する習慣をつけている最中です。少しだけ、励まされたような感覚になりました。
それなりに、意識高めの厳しい言葉も記述されておりますが、「やる気」はともかく、行動する必要はあるということだと思います。
やる気、モチベーション、こういった言葉の具体的な現象は何だろうと考えたときに、「アドレナリンを適切なタイミングでドバドバ出して集中する」ということになると思います。つまり、「やる気あるの?」というのは現象的に言い直すと、「ちゃんとアドレナリンを出してる?」ということになります。そう考えると無理な要求だと感じざるを得ません。まずアドレナリンをドバドバ出すには、オキシトシンとセロトニンを事前にドバドバ出す必要があります。アスリートですら、その調整が難しいのだから、それを普通の会社員やアルバイト、店員などに求めるは厳しすぎる条件です。
「ちゃんとやれ」「やる気ないなら帰れ」だの言ってしまいそうになるかもしれませんが、ドーパミンの制御を求めるのではなく、行動の指針を示すくらいで抑えておきましょう。そんなところで怒りをぶり返しても、人生の足しになりません。むしろ、マイナスです。今は昔ではありませんので、今だとこういう言動はモンスターという認識で解釈されます。
なるほど、ちょっと考えただけで「モチベーション」という言葉が嫌いという著者の言い分もわかる気が致します。
下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。
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