※ 毎朝、5分ほどで読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
ようこそ。非常識なマーケティングの世界へ。
売上を伸ばそうと頑張る人たちに向けた、儲かる事例を紹介します。
クライアントはマーケティング初心者の方がほとんどです。「3C分析」「4P」「USP」など、専門用語が飛び交う講義より、成功事例を解説した方が圧倒的に好評でした。
事例を真似るだけでいいので、自社に取り入れやすいとのことです。それのアイデアを採用した企業は売上をアップさせていきました。
書籍情報
うまくいっている会社の非常識な儲け方
第1刷 2023年2月19日
発行者 徳留慶太朗
発行 (株)すばる舎
装丁 岩永かおり(MOAI)
本文デザイン・DTP (株)シーエーシー
企画協力 松尾昭仁
編集担当 菅沼真弘
印刷 (株)シナノ
ISBN978-4-7991-1104-8
総ページ数 237p
おじま優來
中小企業マーケティングコンサルタント
コピーライター
株式会社オン・プレーン代表取締役
広告媒体や、テレビCMなどあらゆるジャンルを経験してコピーライティングの技術を身につけました。
2010年に独立して、ネット販売会社代表になり、実践でマーケターとして活躍しています。
コンサルタント養成講座などを始め、人気講座となっているようです。
すばる舎
「見込み客」を増やそう
会社が1年目2年目の立ち上げ間もない企業だった場合には、まだ世の中に会社や商品が認知されていないので、とにかく「見込み客」をふやさなければなりません。
まずは、お客様に興味をもってもらうことからです。
見込み客は、新規客をつくるために必要不可欠なお客さまでもあります。
参考事例に、ソフトバンク会長の孫正義さんが実践した戦略を紹介しましょう。
今はソフトバンクを知らない人はいません。Yahoo!BBの名前を前面に出し、一定期間、快適なインターネットサービスを無料で提供しました。その結果、ソフトバンクがブロードバンドのマーケットを獲得できたのです。
サービスで儲ける
脱サラして最初につくった会社は、カーナビの通信販売をする会社でした。
カーナビは、問屋から仕入れる値段よりインターネットの最安値のが安いのです。仕入れ値でそのまま販売しても、まず売れません。
お客様から「取付サービスはありませんか?」との問い合わせが多数ありました。そこで、「取り付け行っています」と記載し、サービスを開始しました。
自社で取り付け自体は行っておらず、提携している取り付け店にお願いして、その紹介料を貰う事で利益を出すことに成功したのです。
さらに「取り付けキット」などのパーツを定価で販売することで利益がでました。
吉野家の卵などのサイドメニュー、カーナビのサービスで利益を出す方法があるのです。また、安い牛丼やカーナビは集客のための仕掛けになります。
新しい利益商品を見つける
- サブスク的な仕組み
- お客様の悩みや願望に立ち返る
毎月定額で一定のサービスを受けられる「定期購読」のようなサブスクを用意して、継続して買ってもらえる仕組みをつくりましょう。
RIZAPのサプリに変わるような自社商品はないか?そんな視点で、自社の強みや売り先を探してみてください。
リストのお客様に追加で買ってもらえる商品がないか、お客様の要望に立ち返ってみて下さい。
お客様の抱えているであろう悩みを抽出し、その悩みを解決する新たな商品を見つけて、定期的に提供しましょう。
安売りするときは「理由付け」
安くするときは必ず理由を付けることです。
安売りする理由がないと不安だからです。
「今月は社長の誕生日だから、お得意様限定セールを開催します」
「○○のスポーツチームが勝ったから、期間限定でセール行います」
大した理由でなくても、理由があれば人は納得するのです。
納得さえしてしまえば、お客様は安売りの機会に素直に反応してれます。
「売れ残っています。お願いします。買って下さい」と、最後の手段でストレートに頼んでみるのも手です。
おわりに
長年、マーケティング業界で働いてきた中で見聞きした事例や、マーケティングのセミナーで教わった事例、クラインアントがうまくいった事例などを意識して紹介しました。
「非常識な儲け方」を実現するマーケティング脳は、毎日の思考から育ちます。本書をよんでいただけたのなら、ぜひ1つはマネしてみて欲しいと思うのです。
マーケティングのやり方をマネて、会社を発展させるお手伝いが少しでもできたら、こんなにうれしいことはありません。
感想
サイト管理人
無のところから、新しいことが生まれるわけではないので、既存のマーケティングについて学ぶのが、始めの一歩じゃないでしょうか。
素直にマネすることから取り掛かり、それから試行錯誤して発展していくものだと思います。
過去のマーケティング成功例とのことで、興味のある方も多いと思います。この本は、一章ごとに、シッカリと例が載せており、また何処から読んでも参考になる印象でした。
下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。