※読んだ本の一部を紹介します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
私がお金と向き合い、何を学んだかを包み隠さず書きました。50年近くかけて集めたレポートのようなものです。
そして「マネー・サイコロジー(心理学)」を始めとした最新の知見を取り入れています。
2022年4月、高校の家庭科と公共の授業で「資産形成」についての教育が始まりました。「お金・投資」が、学校の授業として教えられているのです。
次の世代のためにもお金について向き合う必要があるのではないでしょうか。
書籍情報
タイトル
借金6000万円から復活した僕だから伝えられる
心のお金持ちになる教科書
第1刷 2022年12月19日
編者 碇耕一
発行者 千葉均
発行 (株)ポプラ社
ブックデザイン 鈴木大輔、江崎晴海(ソウルデザイン)
本文イラスト matsu
編集協力 松尾佳昌、出雲安見子
印刷・製本 中央精版印刷(株)
著者
望月俊孝
能力開発セミナーにて、チーフ・インストラクターとして活躍しました。6000万円の借金を抱え突然リストラされるも1年でV字回復し、1993年、ヴォルテックスを建てたのです。現在は人材教育などに力をいれています。
出版
ポプラ社
「マネー・リッチ」×「マインド・リッチ」
多くの人が、お金持ちになること「マネー・リッチ」を求めています。お金に執着しすぎてしまい、他の豊かさを投げ捨ててしまいがちです。
もしくは「マインド・リッチ」こそが重要で、お金は二の次と考えてしまうこともあります。
どちらのリッチも必要なのです。そして、お金と感情に接点があるのは、好奇心になります。本当の豊かさに欠かせないもので、豊かさの鍵となるものです。
「最悪」が「最高」に変わる
感謝には3段階あります
感謝の段階
●第一段階
誰もが「ありがたい」と思う対象に感謝する
●第二段階
誰もが「普通」「当たり前」と思う対象に感謝する
●第三段階
誰もが「最悪」と思う対象にさえ感謝する
「ない」ことにコンプレックスを感じていたことを認め、「ある」ことに感謝できるようになることを目指すべきです。
容姿に対して、あだ名を付けられたこともありました。今ではその時に感じたストレスや孤独感は、カウンセリングするときに活きています。
最初から最上級の感謝ができたわけではありませんが、「最悪」だったものも感謝できるようになったのです。
「お金から自由になる」授業の教え
5ドルをあげるので企業をして、必ず利益を上げてください。その内容は、次回の授業で報告・発表してもらいます。
日本円で600円くらいの元でです。優秀な学生たちでも、せいぜい次のようなアイデアでした。
- 5ドルで「スポンジ」や「洗剤」を買って洗車するサービス
- 5ドルでフリーマーケットに出店する
- 5ドルで材料を買って、お菓子を販売する
このアイデアでは、どんなに頑張っても売り上げは400~500ドル程度です。
中には10倍以上の額を稼ぐチームがいくつか出現しました。それらのチームには、もらった5ドルを全く使わなかったという共通点があったのです。
あるチームは「時間」という授業の資産に目をつけ、季節労働者のアルバイトを募集している企業に対して、その時間に求人CMを流す権利を販売しました。
あるチームは「個性」という資産に目をつけ、特技を教えるワークシップを開催し、参加料として1人20ドルを売り上げました。
あるチームは「空間」という資産に目を付け、大学のキャンパスの中庭を使い、自転車の空気圧を調べて、1ドルで空気を入れるというサービスを展開しました。
「5ドル」という制約に意識をむけてしまいがちです。僕たちは普段、「お金」を制約と考えてしまっていて、人生の指針を委ねてしまっています。
少し焦点をズラすだけで、自分が持っている膨大な資産に気づけるかもしれません。
お金に好かれる人たちが「わざわざ」していること
富裕層では81%が実践しているのに、一般人は19%しかしていない習慣として「ToDoリストの作成」を上げています。
なかなかそのToDoリストの実績を知っていても、毎日こなすというのは大変です。
なので、1日のリスト項目を4項目程度にしぼり、そのうちの3項目の実践を目指ことをおすすめします。できれば、仲間をつくり、ゲーム感覚で楽しむことです。
そして、定期的にリスト項目を振り、自分を労ってあげましょう。
あとがき
お金の冒険にはスリルと興奮があります。
底知れぬ悩みの谷に突き落とされることもあるかもしれません。
けれどその過程で、あなたの本当の才能や天命、仲間など、かけがえのない豊かさが見つかるのです。
そう考えれば、「お金」という存在は僕たち人間が人生の意味を知るための神様からの贈り物だといえます。
感想
サイト管理人
お金と心の豊かさは、良く題材になる話ではありますが、一般の人がお金や気持ちに対してできることを具体的に述べてくれるような本ではありません。
私の体験では、お金にゆとりができると心の豊かさもついてくる現象が起きました。大きな支出(保険など)の見直し、お金を使わない遊び方などを学ぶと、お金に対しての執着はある程度抑えられます。
こういう具体策が聞けるような本じゃないということです。
この書籍について思ったことは、コピペです。他の書籍で学んだこと書いて講演や本にして、稼いでいるのではないでしょうか。うさんくさいHPに、どこかで聞いたような話に、セミナーときています。
為にならないかでいったら、そうでもありません。ですが、科学的に気持ちや経済を分析した本でもないのです。もちろん、コピペした内容なので参考にはなります。
「最悪」のことに感謝できるようになれますでしょうか… マインドフルネス的な、なるほどと思ってしまう人もいるかもしれません。この人の経歴をみると、人材発掘や能力開発のビジネスを展開してきたこと以外、あまり情報がありません。
セミナーで稼げる人の、巧みな講演内容を学べるという本にはなっているような気がします。
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