※読んだ本の一部を紹介します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
書籍情報
タイトル
朝の読書が奇跡がを生んだ
著者
船橋学園読書教育研究会
出版
高文献
「朝の読書」のうれしい収穫
ポイント
●朝10分の読書時間を設けると、生徒が落ち着く効果があった。
●読書は文章を書くうえでも読書は役に立つ。
●読書の習慣をつけると、質の高い本を読む様になった。
学校で朝10分読書したあと、5分間ショート・ホームルームで伝達します。読書のあとの静けさの中に伝達が入るので、教師の声が全部入るのです。
生徒の言動も落ち着きができてきて、就職する際にも効果があったようなんです。趣味は「読書」というのも聞こえが良いのだと思います。
進学の子は、入試に論文がありますから、文章を書くうえでも読書の成果がでます。
学校をやめたいというような追い詰められ方をする子も、伸び伸びとすることもあるのです。騒がしいグループも家に帰ってから本を読むこともありました。
朝10分読書で読んだ本のリストを見ると、考えていたよりはるかに質の高い本を読んでいることがわかります。
本がこんなに勉強になるとは
ポイント
●本は人の心を学べる。
●読書で思考力がつく。
●読書の習慣を続けたくなる。
読書をしたことで、特別なものを得たというのはまだわかっていません。けれど、今までとは違った考え方ができるようになったので、思考力や推理力が上がったような気がします。
朝の読書の習慣を最初はびっくりしたけれど、今となっては感謝しているといいます。本には著者の心があり、漢字や公式といった以外の人間の心を学べるところが良いとのことです。
もっと、内容の濃いものを読みたい、本を読むことは続けたいと語っています。
電車の中が「読書の時間」に
ポイント
●今まで寝ていた電車の時間が、読書の時間になった。
●読書の時間が、楽しい時間になっていった。
●最初は薄い本から読み始めた。
以前までは寝ていた電車の時間も、朝の読書の時間が始まってから、電車の中で読書をする習慣がついてしまいました。本を好きなれたことは、なによりも嬉しい事です。
会社へ行くとき、電車の中で読み続けて行きたいと語っています。本が嫌いだったのに、朝の読書の時間を3年過ごした時には本を好きになっていたようです。
最初は本を読むことに抵抗があり、薄い本から読み始めたとあります。初めて本を読み終わった時に、「本は意外と楽しいな」と気づいたそうです。
何かを学ぶときに基本
ポイント
●何かを学ぶ基は、書物を読むことにある。
●読書習慣を2年もすれば、身に沁みつく。
●本を読むことは、読解力がつく。
人が何かを学ぶ基は書物を読むことにあります。何を学ぶかは選ぶ本によって違い、選ぶ本は人によって違うのです。
良さも理解できないような文学作品を読み漁って2年もすれば、暇を見つけては読書をするようになります。以前理解できなかった作品も、読み返してみることで理解を深めることができるのです。読解力がついて成長した自分を確認できます。
常に本を読むことで、何かを吸収しプラスになると思いました。
感想
サイト管理人
電車の中で、携帯を片手にスワイプやスクロールをしている人がほとんどではないでしょうか。電子書籍アプリで文章を読んでいるとは思えません。それか、寝ているかのどちらかでしょう。
電車の充電器で、平然と電気泥棒する変人もいらっしゃいます。久々に電車に乗ってみると、まあ学力が落ちるのはしょうがないのかなと思ってしまいます。
この書籍は1993年に発行されて、少し話題になった本です。今の時代に、もう一度、読解力の大切さを感じられる本になっています。
本を読む習慣を、是非つけてみて下さい。