※読んだ本の一部を紹介します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
はじめに
ビル「友だちから、ある物語を聞いたんだ。まさに天の恵みだった。実際、その物語は『プレゼント』というんだ」
なんでも、仕事や神瀬でどういう状況にあるかによって、それぞれ学ぶことが異なるといいます。
リズ「どんな物語か話してくれない?」
ビルは『プレゼント』の物語を話し始めました。
目次
書籍情報
タイトル
プレゼント
著者
スペンサー・ジョンソン 1938~2017
心臓のペースメーカーの発明にたずさわった医学者でもあります。
『1分間マネジャー』『チーズは何処へ消えた?』など、よりよい生き方を追求する著書を遺しています。
訳者:門田美鈴
出版
扶桑社
幼いころは知っていた
老人
ちいさいころ、芝刈りをしていたとき、楽しかったかい?
楽しかったよ
少年
老人
芝刈りをしていたときは、何を考えてた?
芝刈りのことを考えていました。注意しないといけない場所はどうするか、午後のうちにどれくらいできるか、どうすればうまく仕上げられるか、とにかく専念していました。
少年
老人
そうだろうね。だからきみは幸せだったし、成功したんだ
昔、芝刈りについて老人と話をしたのをおもいだしました。思えば、芝を刈ることに夢中になり他のことに気をとられることはなく、幸せだったのです。
過去や未来のことを思い悩まず、やっていることをあじわっていました。
過去から学ぶ
老人
私は長年、人が仕事や人生ののことをいろいろ聞く仕事をしていてね。苦労している人
上手く行っている人は、共通のパターンがあることに気づいたんだ。
苦労している人のパターンはなんですか?
若者
老人
たいてい、過ちを犯したことをくよくよ考えたり、過ちを犯すかもしれないと心配していた。
その気持ちはよくわかります。
若者
老人
うまくいっている人は、目の前の仕事に専念していた。彼らは過ちを犯したけれど、そこから教訓を得ることで過去をわすれることができていたのだ。
うまくいっていないと思ったら、過去から何かを学びとり、未来への計画を立てるべきときです。
計画を実行にうつそう
老人
現在、過去の教訓、未来への計画、それら3つの要素をカメラの三脚と考えといい。足を一本でもとると、三脚は倒れてしまう。人生も同じだよ。
ぼくがどうしていいかわからなくなったのは、そのためだったんですね。初めに考えて、計画を立てて、それを実行するということをしてなかったからだ。
若者
老人
三本でしっかりと仕事や私生活のバランスがとれていれば、状況をしっかり把握することができるだろう。
未来への計画を立て、いまを現在を向上させることができ、仕事がはかどるようになりました。
自分にとって成功とは何か
未来に目標を立てて、現在に立ち返ることが出来た彼は、より一層成功していきました。
重要なことに専念し、同僚や家族、友人のありがたさにもよくわかっていたのです。
現在は、常に彼の側にあり、いつでもその贈り物を自分に与えることができました。
彼は自分が学んだことを、書き記すようにしています。
それもデスクの前に置き、いつも忘れないようにしているのです。
感想
サイト管理人
目標に向かって一歩一歩進んでいく様子を物語として表現した作品です。何を参考(プレゼント)にするかは人によって異なりますが、ビジネス書に抵抗がある方は、この薄い本から始めてみてもよろしいのではないでしょうか。