※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
老いるって、ただそれだけで鬱々とすることに、50歳を過ぎて気づきました。
なにが私をごきげんにしてくれるのかを考えた時に思ったのが「ひとり旅」です。
50歳からはじめるひとり旅には、使っていなかった筋肉を有意義に使えた喜びのような、屈伸して手のひらがぴたっと床についたときのような、すがすがしい達成感があります。
そんなひとり旅の魅力を、お伝えしようと思ったのです。
書籍情報
50歳からのごきげんひとり旅
第1刷 2023年3月15日
発行者 佐藤靖
発行 大和書房
フォーマットデザイン 吉村亮
本文印刷 信毎書籍印刷
カバー印刷 山一印刷
製本 小泉製本
本文デザイン 藤田知子
ISBN 978-4-479-32049-4
総ページ数 302p
山脇りこ
料理家。テレビ、新聞、雑誌、WEBなどで和食をベースにした季節感のある家庭料理を紹介しています。
だいわ文庫
ホテル選び
UnsplashのDomenico Loiaが撮影した写真
ポイント
●清潔さ
●安全性
●よい立地
私の場合は、必ずホテルを事前に予約しています。
お財布にひも比較的優しいホテルで、条件をクリアしているところをネットのトラベルサイトで探します。海外の場合はブッキングドットコムの評価が8.0以上が目安です。
次にホテルの公式サイトへいき、情報が備わったサイトかどうかをみます。サーチエンジンでホテル名を再度検索すると、予約サイト別の価格が比較できます。それを見ながら最終決定していくわけです。
写真や口コミ、価格で、譲れないポイントを私なりに絞ってから予約を行っています。
母と金沢
Image by darkness_s from Pixabay
初めての金沢は、母との旅でした。「金沢21世紀美術館」へ、いつもそそる特設展をやっていて、今回は「フェミニズムズ」を開催していたのです。男女平等の制度が整っていくなかで、9人のアーティストがフェミニズム表現する企画展になっていました。
ぷらぷらと広坂を歩けば、吹きガラスなどの食器や、様々な職人さんによるコップなどが目にとまります。長町武家屋敷跡、近江町市場にも足を運んで金沢を長く堪能できます。
金沢の外食はバラエティー豊かです。お寿司、おでん、イタリアンなんでもあります。
帰りは、金澤百番街によって迷子になり、お土産に「吉はし」の生菓子を買いました。他にも氷室まんじゅうなど生菓子のラインナップは豊富です。
甘やかすバンコク
Image by Sasin Tipchai from Pixabay
バンコクは20年前くらいに地下鉄もできて、どんどん旅がしやすくなっている都市です。
そんなバンコクは、ひとりですてきなホテルに滞在して非日常を満喫するのにもってこいの場所となっています。なしろバンコクはホテルパラダイスです。この10年ほどで物価が急上昇しているとはいえ、ひとりで行きやすい大都市の中で、最も最高級ホテルのコスパがいいと思います。
目覚ましをかけずに起きて、プールでまったりした後、街歩きをしてショッピングを楽しみ、ホテルのバーで1日を締めくくることができます。
タイのようなリアルなクラス社会で生きるしんどさも感じます。格差、クラス化が進んでくると、住む家、車、所有物、買い物するところ全てがクッキリ分かれます。日本も格差は進んでいますが、まだ分断の手前にいるのです。日常では見かけることのない、とんでもないお金持ちを目にしたり、周りの人たちを観察するのも、ひとり旅の良い時間の使い方なのかなと感じます。
お土産は、ほどほどに
旅先でお土産を買うのが大好きです。旅のイベントでもあります。誰かのために、買っていこうと想像しながら買い物するのは楽しいものです。
しかし、ひとり旅をするようになって、それはやめようと思いました。基本、ひとり旅は自分の時間です。そして何より、荷物は少ないに越したことはありません。
国内であれば、お土産に調味料だとか、小さめの地酒瓶を自分に買うくらいで楽しめてしまうのです。
おわりに
旅の初日は、だいたい何かの乗り物に乗っています。飛行機、鉄道と利用したことのない交通機関を使っての大冒険です。
やっとの思いで予約したホテルにたどり着き、同世代の人たちを観察して、いろんな人生があるものだと、人に優しくなれる気がしました。
旅の喜び、たのしさ、すばらしさ、言葉にできるか自分に問いかけながら、1年ほどかけてこの本を書きました。
ごきげんひとり旅を。
感想
サイト管理人
石川県は観光名所がたくさんあります。金沢城の庭を訪れてみれば、城を眺めてお茶する池を造らせた贅沢な風景がみられます。遊び心があると言えばいいのかバカなのか。城主のこだわりは随所にみられる城となっています。魚市場で食べた「のどぐろの塩焼き」も美味しかったです。
バンコクは高層ビルが建ち並んでいるかと思えば、その横で今にも沈みそうな船に果物?を乗せた木船を漕いでいるといった場所です。ホテル内なギンギラギンのトイレだったり、都内の夜景が見れるプールだったりと豪華な印象があります。そして、安い。旅行だったら楽しめる場所なのではないでしょうか。HITMANというゲームとかでも、その豪華さゆえに舞台にされることが多いです。
私も50歳になるころには、仕事と完全にオサラバして、びっくりするほど暇な人生を送りたいと思っています。
旅慣れている人の旅行記で、旅したつもり、旅をする前の参考にしてはいかがでしょうか。
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