※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
集客ができるようになるために大切なことは、「与えるプロセス」であることを理解することです。
ビジネスの世界観がガラッと変わることでしょう。
書籍情報
誰でも無理なく継続的にお客様が集まる
起業1年目の集客の教科書
第1刷 2019年4月15日
発行者 齊藤 龍男
発行 (株)かんき出版
印刷 シナノ書籍印刷(株)
カバーデザイン 井上新八
本文デザイン・DTP 佐藤千恵
ISBN 9778-4-7612-7410-8
総ページ数 317p
今井孝
株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング代表取締役。
かんき出版
- はじめに
- 第1章 集客のシンプルな原理原則
- 時代が変わってもやることを変えない
- 4ステップで集客する
- 「みんな見込み客」だと考える
- お客様を探そうとしない
- 集客とは「与えるプロセス」だと知っている
- 毎日の行動を集客につなげる
- 100%の仕組みを作らない
- 告知しても見られないと考える
- 大切にするお客様を決めている
- 第2章 集客の第一歩
- やり方がわからなくてもスタートできる
- 「安全地帯」を確保する
- 売らずに実績を作る
- 「商品」を作る前に「見込み客」を作る
- 「もっと小さくスタートできないか?」と考える
- 一人ひとりが一番早いと知っている
- 事前に打ち手をリストアップする
- 第3章 集客に対する苦手意識を克服する
- やりたくない方法をやりたくする
- みんなに買ってもらおうと思わない
- 集客からが仕事だと知っている
- 無名のままで有名になる
- ビジネスを「遊び」にする
- 効果のある方法を探さない
- 「それはもうやった」と言わない
- 正しい「集客のゴール」を知っている
- 第4章 集客できるコンセプト
- 商品の改正前にチラシを書いてみる
- NO.1をウリにしない
- ウリをお客様に聞く
- お客様に魔法の質問をする
- 詳しいことは後で言う
- 人が集まるありえない提案を作る
- 第5章 集客プラン
- 成功している人の行動量を調査する
- 1日の作業量を決めている
- 自分のエネルギー量を考えて年間計画を立てる
- 今日の集客に集中する
- 集客モードを切り替える
- 他の人の集客方法を調査する
- 自分だけの必勝パターンを持つ
- すべてを情報発信のネタにする
- 第6章 集客力を最大化する
- 締め切りを毎日作る
- 売り手市場を作る
- 集客が終わってもさらに集客する
- お客様の居場所を作る
- 2段階で価格を設定する
- 1000人でも集められる
- キャンセルポリシーを作る
- 第7章 集客から営業へ
- 「この人から買いたい!」と思われる
- 必要ない人には売らない
- 自分が下にならない
- 相手に気持ちよくなってもらう
- 買いたい人にだけ語りかける
- さまざまなアプローチ方法を持っている
- 定価にこだわらない
- 第8章 利他の集客
- お客様の幸せをイメージする
- 他人の集客を手伝う
- 取引ではなく応援する
- 報酬ではなく当然のお礼を支払う
- 集客している人を褒める
- 買わない人に社会貢献できたと考える
- 成功したときほど腰を低くする
- 第9章 集客が苦しい時の処方箋
- 「何のために」を思い出す
- 人生がそこで終わらないと知っている
- 自分の価値を自分で決める
- うまくいっていることを確認する
- どこからでも成功に持っていく
- 想定内を増やしていく
- うまくいかないプロセスを楽しむ
- うまくいかないときに新しい手法を見つける
- あとがき
売らずに実績を作る
作者: イラレ常人
「実績」がないから「商品」が売れない
「商品」が売れないから「実績」ができない
この状態にハマると身動きが取れません。企業当初によくある話で、多くの人が陥る罠です。
ステップが多すぎて、いきなり商品を売ろうとするから、心理的抵抗が大きくて前に進めなくなります。
これはよくある話なので、解決策がすでに存在しています。一番簡単な方法は、「モニターを取る」ことです。無料でも良いので商品を体験してもらいます。そして実績ができるのです。
最初の実績は1つで十分です。最初は1つの実績を出すことに集中しましょう。
実績として語れるのは本当にありがたいです。1ヶ月で1千万円売れたなどのような実績を出してもらうと、その後とても集客がしやすくなるのです。
実績を出してもらおうという気持ちを手放すと、以前のクライアントから急に「成果が出た」という連絡がくることもあります。お客様の意志で頑張るのは良いことです。しかし、サービスを提供する側が実績にこだわりすぎると、お客様にとっては窮屈でしかありません。
効果のある方法を探さない
UnsplashのAnnie Sprattが撮影した写真
集客でも「何か良い方法はないだろうか?」と考えてしまうと行動が止まってしまいます。
そして、やらない理由はいくらでも見つかるものです。
集客がうまくいっている人の考え方は「やれることは全部やる!」です。
いつも思うことは、何が成果につながり、何が成果につながらないかは、やってみないとわからないのです。
数多くやっていると、予想外の成果が出ます。とにかくやってみるのが最も良い行動指針です。
必要のない人には売らない
Image by StockSnap from Pixabay
本当は「欲しい人にだけ売る」というのがセールスであり、「欲しい人を探す」のがマーケティングです。
チラシを撒いても、多くの人はチラシを見ても反応がありません。1人か2人、興味がある人がいて、反応を得ることがマーケティングの目的になっています。
興味ある人が見つかったら、そこからはセールスの仕事です。商品をしっかり説明して、購入するかどうかを検討できるだけの情報を提供します。
最後も「買ってください」ではなく「買いたいですか?」という確認が必要です。途中で「興味ない」という答えであれば、その段階で話を終えます。
お客様と仲良くなれればベストです。この人には売りたくないなと思えば、話を切り上げれば良いでしょう。
どこからでも成功にもっていく
最初は「売上」を上げようと努力します。そのためにコンセプトを練り直し、オファーを見直し、オファーを見直し、告知を何度も行います。これが正攻法です。
それでダメなら「見込み客の獲得」に舵を切ることもあります。どうしても集まらない場合は、割引やご招待、プレゼントという形で、売上よりも人に集まってもらうこと、見込み客と出会うことに力を入れていきます。
すぐに売上があがらないなら「別の商品での売上」によって、利益を回収することも考えます。セミナーやオンラインサロンであれば、動画を収録しておいて、後から販売することもできるのです。
さらに、目に見えない価値として、ブランドを手に入れることができます。プレゼントしたお客様には、感想をいただいておくと、別の商品を売るときにも利用できるのです。
うまくいかないことに果敢にチャレンジしたストーリーも、自社の良い宣伝材料になるかもしれません。
どんな仕事においても、成長することができるのです。
とにかく転んでもタダでは起きないという気持ちで、すぐに投げ出さずにあらゆることで回収できないかを検討してみてください。
あとがき
私は、まだまだ「自分には価値がある」と100%の確信を持って言えるわけではありませんが、それでも、「自分でも、ちょっとだけ世の中の役に立つかもしれない」と思ってやっています。
100点満点中、1点でも役立てられるなら、誰かのために仕事をしようと思うのです。
人から認められるのは嬉しいですが、「自分の価値をわざわざ誰かに認めてもらわなくていい」と思えたときのほうが、集客がうまくいくことを実感しています。
感想
サイト管理人
集客の仕事をしている人が、どんな宣伝が当てはまるかわからないから、片っ端からできる広告をしてみるのが正解だと言っています。
ここでも、行動してみることが大切だと言っているわけです。
10~30くらいのお得意先が獲得できれば、ビジネスとして安定するとも言われています。人単位であれば、10人で良いわけです。簡単そうに見えて、1人のお客様をつかまえることがいかに難しいか、ということも書いてありました。
企業を成功させるための、集客メンタルについて、行動することが大切なんだと学ばせていただきました。
下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。
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